「社員が辞めていく会社」か「人が育つ会社」かは会社の空気で決まる

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たくさんの時間や労力をかけて社員を育てても、最後にはほとんどの人が辞めていってしまう。

それが、一人、また一人と続けば、教える側もだんだんとモチベーションが下がっていきます。

 

一方で、長年勤めている社員が多く、新しく入る人もとても良い方たちばかりで、

活気にあふれている会社もあります。

 

その違いはなんでしょうか。

それは、会社に漂う「空気感」です

 

「どうせ辞めるのだから、もうエネルギーをかけたくない」という空気感が会社にあると、

さらに人は育たなくなるし、良い人も集まりません。

 

反対に、社員が辞めても、損しても、絶えず、与え続けるリーダーがいれば、

そうした空気感が社員に伝わり、人も育ち、新しく良い人を呼ぶようになります。

 

社員が辞める会社になるか、人が育つ会社になるかはリーダー次第。

あなた次第で会社は変わります。

 

たとえ社員が辞めても、あなたのかけたエネルギーは無駄にはならない

以前、ある通販会社の女性経営者Fさんから「人材教育」の相談を受けました。

 

その会社は、抜群の商品力と卓越したマーケティングによって高収益をあげ、

同業他社からベンチマーク(参考企業、目標)にされている企業でした。

 

Fさんの会社で働いているアルバイトさんたちは、商品の特性上、全員女性でした。

Fさんは、今まで何度か彼女たちを教育して、育てようと努力してきました。

 

たくさんの時間も労力も、膨大なエネルギーも費やし、ようやく芽が出始める頃。

いつもあることが起きます。

 

それは女性スタッフたちが、転職・結婚・出産などで、会社を去っていくのです。

そして、また募集→採用→教育と、ゼロからのスタート。

 

それを2、3度繰り返して、Fさんは思います。

 

もう人を育てるのはやめよう。

それよりも、アルバイトでも誰でもできる仕組みをつくる方にエネルギーを使った方がまし。

 

そんな結論に至りました。

しかし、この思いこそが、次から次へと社員が辞める原因にもなっていたのです。

 

 

与えられた環境で、与え続ける人が、一番与えられる

会社でよく「3年以上続かない」という話を聞きます。

 

私が思うに、3年以上続かない理由は何かと言うと、

上司や社長やリーダーが「3年続かない」と思って接しているからです

 

Fさんの会社で人が育たない最大の原因も、

自分のエネルギーをムダに使いたくない。エネルギーをかけた人がいなくなるのがイヤだ

と心の中で思っていることでした。

 

Fさんご本人も、人が育たない最大の原因は、

自分自身が人を育てることに抵抗があることだと自覚していました。

 

しかし、キレイな花が咲くには、水(栄養)を含んだ大地と太陽の光が必要なように、

エネルギーをかけずして、人が育つことはありません。

 

人を明るくする人が、明るくなっていくように、

人を勇気づける人が、勇気が湧いてくるように、

人に幸せを運ぶ人が、幸運になっていくように。

 

与えられた環境で、与え続ける人が、一番与えられるのが自然の摂理です

 

人を育てることを放棄し、「即戦力になる人を採用すればいい」と考えているリーダーのもとでは、

人が育つことはなく、辞めていく社員も多いでしょう。

 

反対に、与え合うエネルギーが充満している会社には、エネルギー溢れる人たちが集まります。

 

 

良い人が長く勤めているのは、良い空気感が漂う会社

エネルギーに溢れている人たちは、報酬や労働時間などには、そこまでこだわりません。

 

なぜなら、働くことに喜びを感じ、

さらにその場にいるだけで幸せと安心感に包まれているからです。

 

たとえ何か問題が起きても、「辞める」という選択肢よりも、

「どうしたら会社がより良くなるのか」を一緒に考え、行動してくれるでしょう。

 

しかし、エネルギーに溢れている人たちは、エネルギーがない人、ない場所にとても敏感です。

 

その会社が、「与え合うエネルギー」に満ちているかどうかを、肌で感じとります。

その会社の募集チラシやホームページを見ただけでも感じるでしょう。

 

あなたの会社はどうでしょうか。

エネルギー溢れる人たちを迎え入れる準備はできていますか。

 

 

理想の人をお迎えするにふさわしい職場に成長する

大切なのは、一方的に理想的な人を求めるだけではなく、

それにふさわしいお迎えをすることです。

 

お迎えとは、つまり職場を整えておくこと。

 

そういう人が来て、喜んで働いてもらうようにするには、

  • 今、何をしたらいいのか?
  • そのために、リーダーとして何ができるのか?

そうして職場を整えながら、お迎えの準備をしていくのです。

 

そうすれば、自然と流れは変わり、

自主的な空気、受け入れる空気、改善する空気がつくられていくでしょう。

 

職場がいい空気なら、いい人が育ちます。

いい人が育つから、職場はさらにいい空気になっていき、そこにいい人が集まってくる

 

しかし、そういう姿勢で関わっても、最初のうちは、やっぱり人は辞めていきます。

それは、まだ土壌ができていないからです。

 

それでもなお、諦めず、腐らず、手を抜かず、まずは今いるスタッフと深く話し合い、

職場環境を整えていく。

 

そうすれば、仮に職場の誰かが辞めてしまったとしても、空気は残ります。

人が入れ代わっても、空気は残りますから、人が抜けることは後退することにはなりません。

 

あなたのかけたエネルギーは、あなたの職場の土壌となっていくからです。

そうしていくうちに、あるとき一気に流れが変わります。

 

そのためにも大切なのは「継続」なのです。

 

 

社員が辞めても、諦めず与え続けるリーダーに周りは感化していく

人を育てるのはなかなか難しいことばかりで、思い通りにいかないことも多いでしょう。

 

どれだけ大切に育てても、辞めていくのを見送るたび、

頑張ってきたことを虚しく感じることもあります。

 

しかし、そこで人を育てることを諦めてしまえば、職場の空気感はさらに悪くなるばかりです。

 

それならば、いっそのこと引き受けることから始めてみる。

 

リーダーという役割に徹し、人が辞めても、損しても、

それでもなお、人が育つ職場になるようにエネルギーを与え続ける。

 

エネルギーは奪うモノではなく、与えるモノという空気を作っていく。

 

そうしたリーダーの背中が、いつか周りを感化し、成長をさせていきます。

そして、その空気感に合ったお心の良い人たちが集まるようになっていきます。

 

だから、まずはあなたから。

 

あなたの光に触れる全ての人たちが、幸せと豊かさに包まれ、

その光の波が世界の果てまで広がることを祈っています。

 

小田真嘉

 

 

 

具体的に、「人が育つ空気感」とは、どのようにして作ればいいのか。

下記の記事で詳しくご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

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