「条件」よりも「想い」を伝えれば、良い人材は自然と集まる

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

「多額のお金をかけて、人材紹介会社に頼んだり、広告を出しても、優秀な人材が全く来ない。

来るのはスキルが低い、どうしようもない人ばかり。

 

うちの会社は、報酬も他社よりも遥かに高いし、これから伸びる会社なのに、

なんで優秀な人材が集まってこないのだろう。」

 

以前、そんな相談を受けたことがありました。

 

  • 良い人材に来てもらうにはどんな募集をしたらいいのか。
  • 良い人材を見極めるにはどうしたらいいのか。
  • 良い人材をどのようにして育てたらいいのか。

 

細かくお伝えするといろいろな方法がありますが、大切なのは一つ。

 

いい人に出会うためには、いい仕事をする」という事です。

実は、これこそが、いい人が集まる条件であり、人が育つ職場をつくる最大の秘訣なのです。

 

成長する組織は、成長する人たちによって作られる

 

成長する組織は、成長する人たちによってつくられます。

逆に、自分のことしか考えていない人、必要最低限のことしかしない人、向上心がない人、

そんな人たちがいれば、会社は次第に衰退していきます。

 

つまり、成長する組織をつくるには、

成長している人、成長意欲のある人を採用することが大切です

 

そうは言っても、採用に力を入れても、いくらお金を使っても、いい人が来ない。

もしくは、いい人だと思って採用しても、期待を裏切られてしまった…。

 

そんな採用の失敗も、たくさん聞いてきました。

なぜ、採用がうまくいかないのか? それには、決定的な理由があります。

 

それは、採用を運任せにしている、もしくはギャンブルのようにやっているからです。

高いお金を払って求人広告を出しても、良い条件を提示しても、いい人は採用できないのです。

 

 

良い条件だけを提示しても、理想の人は集まらない

 

採用する方法としては、以下のような方法があると思います。

 

  • 知人・スタッフからの紹介
  • 会社内に「スタッフ募集」の張り紙
  • ハローワークに登録
  • フリーペーパー・タウン誌に求人広告
  • 人材紹介会社に依頼
  • インターネットの求人サイトにエントリー
  • 高校・大学・専門学校などの就職課へのアプローチ

 

そして、それらに記載する(伝える)「募集要項」には、

  • 給与・賞与
  • 諸手当
  • 雇用形態
  • 労働時間
  • 福利厚生

などを表記するのが一般的でしょう。

 

しかし、ここに大きな落とし穴があります。

 

どんなに条件を良くしても、それだけでは求めるような良い人は採用できない、

ということです。

 

むしろ、条件を良くするほど、

自分勝手な人、自分の都合を優先する人、一緒に働きにくい人が来るかもしれません。

 

しかし、それは、来てくださった方が悪いのではありません。

金額や労働時間などの条件でしか選べないような募集をした、こちら側の問題でもあります。

 

 

良い人材が自然と集まる。人材募集で伝えておきたい2つのこと

 

多くの求人では、条件ばかりが強調されることが多く、

「入ってみないとわからない」という思いをどこかに抱えながら、入社せざるを得ません。

 

両者にとって大切なのは2つ。

 

  1. 自分たちが求める「理想の人」を明確に伝える
  2. 生い立ちや、この仕事を始めたキッカケ、大切にしていることなどを開示する

 

そういう条件以外の「大切なこと」を伝えることで、

あなたの会社にとって本当に良いご縁が結ばれるようになっていきます。

 

 

1:自分たちが求める理想の人を伝えれば、それに近い人が集まる可能性は高くなる

 

良い人に選んでもらうには、まずやるべきことがあります。

それは、自分たちが求める理想の人を、みんなで話し合うことです。

 

今、一生懸命働いてくれるスタッフに、どんな人と一緒に働きたいのか、聞いてみたことありますか?

もしないのであれば、ぜひいろいろと聞いてみてください。

 

  • どんな人がいてくれたら、助かるのか(嬉しいのか)
  • たとえスキルや知識があっても、一緒に働きたくない人は、どんな人か
  • そもそも、どんな組織(チーム)にしていきたいのか

 

それらをホームページに載せたり、会社のロビーに大きく貼ったり、直接語るのです。

 

あなたの会社がどんなに良いところでも、会社の内情や、スタッフたちの想いを知らなければ、

高収入、勤務時間が短い、休みが多い、家から近いなど、「物理的な条件」で選ぶしかありません。

 

反対に、自分たちにとっての「理想」や「具体的なイメージ」を伝えるほど、

それに近い人がやってくる確率は高まります。

 

 

2:自己開示することで、共感した人たちが集まる

 

また、自己開示することも、とても重要です。

 

  • 自分はどんな生い立ちなのか?
  • なぜこの仕事を始めたのか?
  • 何を大切にして、どんな気持ちで、日々働いているのか?

 

そうして自分のことを思い切って伝えることで、共感が生まれます。

経営者やリーダーだけでなく、スタッフの話をしてもいいでしょう。

 

「あなたの力になりたい」「一緒に成長をしたい」という、

成長意欲のある人たちが集まるようになっていきます。

 

そして、これから来る新しい人たちだけでなく、

今いるスタッフに向けて話すことも大切です。

 

 

このプロセスこそが、人や会社が育つチャンスになる

 

これまでお伝えした2つのことを仲間と話し合うことで、

向かいたいゴール・大切にしたいスタンスやルール・理想の働き方が明確になっていきます。

 

それと同時に、今の仲間たちとの理解が深まり、

信頼関係(共感、絆、つながり)が深まっていきます。

 

つまり、人を採用する時がもっとも理念が浸透しやすい時であり、

人が育つ時であり、会社が成長するチャンスになっているのです

 

いい人を採用するには、まず自分たちが仕事好き、かつ人好きで懸命に働くこと。

いい組織をつくることこそが、王道であり、一番の近道です。

 

ちなみに、今まで多くの組織と関わってきた中で、成長し続けている組織の共通点は、

もともとのお客さまが、憧れて入社してきていることでした。

 

良い仕事ができるようになれば、自然と良い人との出会いがめぐってくる。

それが自然の流れです。

 

 

まとめ:伝えなければ、選ばれない

 

そもそも、仕事ができる人は、大手や有名な会社に流れやすく、

小さい組織に仕事ができる有能な人は滅多にきません。

 

では、小さな組織のリーダーはどうすればいいのか。

それでもなお、いい人が集まってくるにはどうしたらいいのか。

 

そのためには、お金による報酬だけではなく、それ以外の働く理由を伝えることで、

いい人が集まり、人が育っていきます

 

 

良い人と出会うには、まずは今いる仲間とともに、良い仕事をすることから始めていきましょう。

 

あなたの光に触れる全ての人たちが幸せと豊かさに包まれ、

その光の波が世界の果てまで広がることを祈っています。

 

小田真嘉

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*