真の経営者になるために必要な3つの資質

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もともと経営者としての資質が備わっている人はほとんどいません。

むしろ、成功している経営者ほど、昔に「どん底」を経験していることが多い。

 

そうして、経営者としての役割の中で鍛えられていくことで、それに見合った人へと成長していくのです。

 

私自身も、自分の無力さに打ちひしがれたこともありました。

しかし、そこから多くを学び、今では様々な業種の経営者の方に相談をしていただけるようになり、

良いご縁もいただき、27の事業を同時に回すようになりました。

 

その経験から学んだ、経営者に必要な資質を3つ、あなたにお伝えします。

 

ここでの話は、ただ単にビジネス的に成功した経営者になるためのものではありません。

組織が成長し、幸せになり、豊かになり、地域に長く貢献し、繁栄していくような、

そんな「真の経営者」になるための大切なお話をします。

 

この3つの資質はどの業界にも当てはまるので、ぜひ今日から早速参考にしてみてください。

 

仕事のスキルだけを磨けばいい時代から、経営者に求められることは明らかに広範囲になってきた

昔と比べ、今の時代は、経営者に求められることが広く大きくなってきました。

 

昔は、腕・技術・スキルを磨いて「良い仕事」をしていれば、

お客さんが来てくれて、それに憧れて働きたいスタッフも集まりました。

 

ところが、時代とともに「良い仕事」という基準では満足されなくなり、

スタッフの人間性や、会社のもつ魅力など、もっと深いところまで求められるようになってきました。

 

さらに、マーケティングやITの要素も必要になり、

どうやって自分たちを知ってもらうかまで、日々考えなくてはいけません。

 

つまり、昔のように、良い仕事だけをすればよかった時代から、

  • 自分たちのやっていることを知ってもらうための工夫
  • スタッフたちの人間性をどう教育していくのか
  • 会社をどのようにマネージメントして、ITを活用していくのか

など、経営者が考え、取り組む範囲は、時代とともに広く、大きく、複雑になってきているのです。

 

今の時代の経営者に求められる3つの資質

経営者に求められることが複雑化していく中で、

果たして会社のトップとして何を大切にしていけばいいのか。

 

経営者に必要な資質はたくさんあるのですが、

ここでは3つのことを厳選してお伝えします。

 

経営者として、この3つの資質を磨いていくだけでも、

あなたの会社はさらに豊かに、幸せに、

スタッフやお客様からも愛される会社へと成長していくでしょう。

 

1:理想を高く持ち、夢を語る

経営者に最も必要な資質とは、高い理想を持ち、夢を語ることです。

理想でなくても、ビジョン・夢・理念でも、呼び方は何でもいいです。

 

つまり、「私はこういう方向に進むんだ!」という高いところを目指すということ。

 

しかし、自然の法則で、熱はいつか冷めていくものです。

最初、どれだけ熱い想いを持っていても、時間が経てばたつほど冷めていく

 

経営者だけでなく、スタッフもそうです。

初めの頃は、みんな「頑張ります!私ここでやります!」って言いますよね。

 

それは決して嘘ではない。

でも、だんだんと時間がたつほどに冷めていくのが、自然の法則です。

 

さらに、経営者には日々色々なことが起こります。

 

クレーム対応が続いたり、変な噂を流されたり、良かれと思ってやったことが誤解されたり、

スタッフが辞めていったり、ずっと信頼していた人に裏切られたり。

経営者は、みんなが嫌がることの尻拭いをしたり、一番嫌な思いをする立場でもあります。

 

そういうネガティブなことが起これば、

まるで水をぶっかけられたかのように、誰だって心の温度は下がっていきます。

 

でも、そのたびに意気消沈して、いちいち冷めていたら、何も続かない。

良い仕事もできないし、良い人も育たないし、会社も成長しない。

待っていても、誰もあなたの心の温度を上げてはくれません。

 

では、熱が冷めないようにするには、どうしたらいいのか。

それは、自分で自分を盛り上げ、自分で自分を熱くすることです。

 

私はプロのスポーツ選手の相談にも乗るんですが、彼らは日々、目標を思い出す努力をしています。

自分の目指すところを忘れてしまわないように、玄関に目標を貼ったり、携帯の待ち受けにしたり、

思い出す努力、忘れない努力をしているのです。

 

もう一つ、周りに「こんなことをやっていきたい」と夢を語ることも大切です。

なぜなら、言えばいうほど一番聞いているのは自分自身だから。

そうやって、自分を高めていくんです。

 

高い理想といっても、初めはどんなものでもいいです。

極端な話、儲けたいとか、ベンツに乗りたいとか、そういった「欲望」でもいい。

 

そうしていくうちに、「自分はベンツに乗るよりも、スタッフが一人前になっていく方が嬉しい」

と感じられるようになったら、そっちにシフトしていく。

 

そうやって、自分の幸せを追求していくと、

絶対どっかの境界線から人の幸せにシフトチェンジするものです

 

だから、最初は何でもいいから、決めてやってみる。

「金持ちになるぞ!」という気持ちも、ある意味熱量は高いので初めはそれでもいいのです。

 

2:お節介になって人の面倒を見る

先ほどの話と繋がっているんですが、

経営者に必要な資質の2つ目は「お節介になって人の面倒を見ること」です。

 

理想を高く持って夢を語れば、最初はついてきてくれるかもしれない。

でも、人に無関心な経営者なら、スタッフの気持ちはどんどん離れていきます

次第にスタッフは権利だけを主張してくるようになり、溝は深まるばかりです。

 

野球で言うなら、「よし!甲子園行くぞ!!」って熱量をもって語っても、

バッて振り返ったら誰もついてきてなかった…という状態。

 

今まで色々な経営者の方達とお話ししてきましたが、

うまくいっている経営者たちは、人が好きで、興味があって、面倒見が良く、お節介なんです

 

そうやって、興味を持ってもらえた、気を向けてもらえた、わかってもらえたスタッフたちは、

お客様にも同じことをする。

 

人にお節介な経営者の会社には、そういう幸せの連鎖が生まれていきます。

 

よく、「公私混同するな」と言うけれど、むしろ、プライベートは仕事にすごく影響します。

みんな色々な事情を抱えている。

 

しかし、逆もまた真なりで、仕事が充実して生きがいを感じている人は、プライベートも充実します。

 

両方同じで、繋がっている。

「公私混同するな」は無理で、むしろ切っても切り離せません

 

要するに、経営者は、「給料を払ってるんだから、お前ちゃんと働けよ!」では済まなくて、

その人の人生を背負うことであり、人生に関わることが仕事

 

スタッフがどんなことに悩み、どんな状況なのか。

そして、困っていることがあったら面倒を見て、一緒に抱えて行く。

 

そうして初めて、スタッフとの信頼関係が生まれ、

人がついてきてくれるようになるのです。

 

もしも、あなたが「今まで人に無関心だったな…」と反省しているのなら、

これからなんとかしようと思えばいいだけ。

 

第一歩は、面倒見よう、意識向けようという、心がけから始まるのです。

 

3:短期的・長期的にそろばん勘定ができる

経営者として高い理想を持ち、夢を語っている。

人にお節介もしている。

 

しかし、ここだけで終わったら「ただの良い人」。

会社は大赤字です。

経営とは、人・物・金を回さなくちゃいけません。

 

そこで、必要なのが、経営者に必要な資質の3つ目でもある、

短期的・長期的にそろばん勘定ができる」ということです。

 

高い理想があって、夢を語って、人のお節介を焼くことも大切だけれど、

人・物・金がちゃんと回るように、しっかりそろばんは弾かないといけません。

 

それも目先の計算だけではなく、短期と長期の両方です。

 

例えば、10年後を想像した時に、今のお金の使い方はどうなのか、人の採用の仕方はどうなのか。

そういうところまで見据えて、今はこういう手を打とう、という判断をしていくのです。

 

では、具体的に「そろばん勘定」とは何か?

別な言葉で言うと、「帳尻を合わせる」と言うことです。

 

経営って、常に突発的なことが起こります。

それを帳尻合わせて行く力が必要です。

つまり、「土壇場でなんとかする」ということです。

 

では、帳尻合わせるためには何が必要なのか?

それは、最後の最後まで諦めないことです。

 

今までたくさんの経営者の相談に乗ってきましたが、

どん底から這い上がった人たちに「どうやったんですか?」と聞いてみると、

みんな口を揃えて、「諦めない、絶対最後までなんとかする」と言うのです。

 

例えば、会社が倒産するのも、売り上げが赤字だから倒産したわけではありません。

諦めた時に倒産するのです。

 

お金が足りないなら規模を縮小したり、銀行に頭下げてすみませんって言ったり、

人が足りないなら、知り合いの経営者に「ごめん、この期間だけ何とかして」って頼むのもありです。

 

それを諦めたか、何とかしたかの違い。

諦めなければアイディアも出るし、知恵も働く。

 

そうやって、人・物・金に対して、なんとか調達して、帳尻を合わせて行く

それが経営者に必要な3つ目の資質です。

 

あなたが輝けば、スタッフも会社も輝いていく

自分の熱量を高め、周りのために一生懸命になり、何があっても諦めない。

それが真の経営者になるために必要な資質です。

 

実は、今回お話しした3つの資質は、優先順位に沿ってお伝えしました。

 

  1. 高い理想を持ち、夢を語る
  2. お節介になって人の面倒を見る
  3. 短期・長期のそろばん勘定ができる

 

つまり、まずは何より、あなた自身の熱量を高めていくこと

あなたが輝けば、スタッフも会社も輝いていくのです。

 

あなたの光に触れる全ての人たちが幸せと豊かさに包まれ、

その光の波が世界の果てまで広がることを祈っています。

 

小田真嘉

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