使命を果たす道は決して楽ではない。だからこそ味わえる人生の深さ、幸せの濃度は半端ない

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あなたの使命は何ですか。

多くの人がその答えを求めていますが、なかなか見つかりません。

 

使命とは「道」だからです。

自分の命を人のためにどう使っていくのか、ということです。

 

そこに終わりもゴールもありません。

 

「私の使命はこれだ。頑張るぞ!」と、

明確なゴールに向かって歩み始めるわけではないのです。

 

どちらかというと、今与えられている仕事や頼まれごとを、

力の限り尽くしていく中で、少しずつ明確になっていくもの。

 

それが使命の道です。

私はこれまで、経営者の方でしたら1000人以上、人生や仕事の相談に乗ってきましたが、

使命に生きている人と、そうじゃない人がいました。

 

その中で見つけた、使命を果たす3つの道をお伝えします。

 

 

「あなたは人のために何ができる人なの?」

 

あなたはこの質問に、いくつ答えることができますか。

 

昔の私は、一つも答えられませんでした。

なんとか振り絞って出てきた言葉は、「人の話を最後まで聞く」ということだけ。

 

「自分は今まで何をして生きてきたんだろう…」と、ひどく落ち込みました。

 

それから私は、人のために何ができるのかを考え、行動するようになったのです。

 

そして、たくさんの人とのご縁、仕事とのご縁を通じて、

少しずつ人生が変わっていき、使命の道を生きられるようになっていきました。

 

私の使命は、

関わった人、出会った人の、人生の流れを変えるお手伝いをすること。

そして、世の中の流れを変えること。

 

そんな命の使い方をするようになってから、

発するエネルギーはより高まり、働きがいと生きがいに溢れていきました。

 

 

「使命は何か」と問いかけても見つからない。「もっと役立つにはどうしよう」と行動する事が使命につながる

 

多くの人が使命を果たすことができないのは、

「現実の波」に流されているからです。

 

  • 生活のために仕方ない
  • なんか違うことをやりたい気もするんですが、勇気がなくて
  • なんとなくこれかなって分かるんですけど、今こんな世の中だし
  • 会社も苦しいし…

 

そんな風に、「お金のために仕方なく」という働き方から抜け出せないと、

ずっと、お金のために働き続けることになります。

 

使命とは、人の為に命を使うっていう字を書きます。

自分の命をどうやって人の為に使うのかってことです。

 

「私の使命、会社の使命は何だろう」って悩むよりは、

私が、会社が、もっと役に立つにはどうしたらいいのだろう」って考えた方がいい。

 

それが使命の道です。

 

 

使命を果たす3つの道

 

具体的に、どのようにすれば使命の道を歩めるようになるのか。

そこに行き着くための、3つの道があります。

 

1:現実の波に流されず、人生の原点に立ち戻る

 

今の世の中、やることが沢山あって、情報も多く、混乱するほど忙しい時代です。

意識していないとすぐに「現実の波」に流されてしまいます。

 

でも、「現実の波」に流されない方法があります。

あなたの仕事や人生に、錨(いかり)をボーンっと深く沈めておくことです。

 

錨とは、あなたの原点のこと。

 

つまり、自分が救われたこと、自分にとって心に残っていることなどです。

 

私も使命に生きられるようになったのには、

ある原点がキッカケになっています。

 

私は、18歳の時、防衛大学校に在籍していたんですが、

当時の防衛大学校は完全なる階級社会。

 

私は特に先輩から標的にされることも多く、本当に辛くて、

「もう最悪だ、死ぬしかない」と思った時期がありました。

 

そんな時、ふと、ある本が目に入り開いてみると、

そこには、「最悪だ、と言う時は、まだ最悪ではない」という言葉が書かれていました。

 

拍子抜けしました。

「そっか、俺まだ最悪じゃないんだ…」

 

私は、その言葉に命を救われ、人生の流れが少しずつ変わり始めていきます。

 

そして今では、仕事を通じて「人の人生の流れが変わるお手伝い」をしているのですが、

その原点はここにあります。

 

誰にでも必ず原点はあります。

一つではなく、いくつもあります。

 

・今の会社に入った時に感じていた、初めての気持ち

・仕事でものすごくお客さんに喜んでもらえたこと

・あの時、あの人にしてもらった、心に残るような体験

 

使命の道を行くためには、現実の波に流されずに、原点に立ち戻ることが必要です。

 

 

2:与えられたご縁・仕事・頼まれ事に燃える

 

与えられた仕事・ご縁・頼まれたことを、

「よしやるぞ」って燃えて取り組めば、その分だけ早く使命に運ばれていく。

 

ある劇団の演出をされている方と出会い、気づかせてもらったことです。

 

彼がはじめて劇団と関わった時、劇団員はまだみんな学生。

好き勝手に「あんなことやりたい!こんなことやりたい!」と言ってバラバラだったそうです。

 

しかし、ある言葉をキッカケに、劇団員はトレーニングをしてレベルを上げ、

今では日本国民全員が知っているような有名な劇団へと成長しました。

 

キッカケになったのはこんな言葉だったそうです。

 

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お前らな、今、「井の中の蛙」になってるぞ。

みんな自分の好きなことをやって、小さい世界でうだうだやっても、現状は変わらない。

 

世の中には大きな世界があってすごいショーをする奴がいっぱいいる。

お前らは大海を知らないんだ。

 

でもな、お前ら。

 

じつは、「井の中の蛙大海を知らず」っていうことわざには続きがあるんだ。

されど、空の青さを知る」だ。

 

井戸の中の蛙は、外の大きな世界を知らなくて、世間知らずだ。

 

だけど、そんな蛙も、井戸の中からずっと空を見上げていたら、

 

「これから雨が降るぞ」とか、「これから太陽が出て気温が高くなるな」というように、

ちょっとした天候の変化も見えてくるようになるんだ。

 

小さな井戸の中であっても、そっから見える世界をずっと見ていたら、

空の青さ、深さを知ることができる。

 

外に出ても、どんなことでも通用するような、スーパーガエルになる。

 

だからお前ら。

スーパーガエルのように、今与えられた持ち場を守って、とにかくそれを極めろ。

 

好きなことをしたいとか、良い悪いとか、大きい小さいとかじゃなくて

照明だったら照明、主役だったら主役、脇役だったら脇役。

 

どんなことでも、それを極めたら、

その世界から見える空の深さ、青さを、知ることができるんだ

 

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私はこの話を聞いた時、とてもショックを受けました。

 

当時の私は、頼まれたこと、与えられた仕事に対して深めるどころか、

 

  • こんなちっちゃい仕事をするのか
  • 先がないでしょ
  • この仕事やっても無駄

 

そんな風に、いろんな理由をつけて、もっと大きな何かを求めていたからです。

その当時は、仕事がうまくいかず、借金まで背負うこともありました。

 

どんな世界であれ、とにかく極めて、とことん向き合って、燃えれば、

そこから見える世界の深さが変わる。

 

そして、それが自分自身を成長させ、いつか誰かのお役に立てるようになっていきます。

 

つまり、使命の道に運ばれるようになるのです。

 

 

3:人の幸せのために生きる

 

それからの私は、「よし、おれも燃えよう!」と一生懸命働きました。

 

でも、やればやるほど失敗し、借金は膨らみ、

それを立て直すために新しい事業をやるのだけれど、全く上手くいかない。

 

そんな時、1時間100万円でコンサルタントの仕事をしている男性と出会い、

私は彼に、「どうやったら成功しますか、私も稼げるようになりたいです」と聞きました。

 

彼は、「じゃあ聞くけど、俺が成功するために、君は何ができるの?」と聞き返しました。

 

つまり、あなたは人のために何ができる人なの?

という事を聞かれたのです。

 

私はその時、何も答えることが出来ませんでした。

 

当時の私は仕事に燃えていました。

 

でも、自分の成功や、自分の才能が開花すること、自分の能力を発揮すること、

そういった「自分のことばかり」に燃えていたんです

 

「人の幸せのために自分は何ができるか」ということには、

恥ずかしながらほぼ何も考えていませんでした。

 

「俺何してたんだろう、今まで何の為に生きてたんだろう…」

 

それからは、「時間がない」とか、「大変だ」という私情を一切挟まずに、

「あの人にできることはないかな」と考えるようになりました。

 

そして、少しずつ使命が明確になっていきました。

それは、関わった人、出会った人の、人生の流れを変えるお手伝いをすること

 

私自身、今までいろいろな人とのご縁や経験で変わっていったように。

その経験のすべてが、自分の使命に繋がっていたんです。

 

 

すべての経験やご縁が、使命の道へ繋がっている

 

人生に起きることやご縁のすべてに意味があります。

 

私自身、自分のために働いていた時期を経て、

いろいろな方とのご縁を通じて、使命に生きられるようになっていきました。

 

使命にたどり着くためには、誰かとのご縁が必要です。

その誰かと関わるために仕事があります。

 

  1. 現実の波に流されそうになったら、原点に立ち戻ること
  2. 与えられたご縁、仕事に燃え、成長すること
  3. 人の幸せのために行動すること

 

そうしているうちに、ある時から流れがストンっと変わります。

道が開け、本当の仕事の楽しみと喜びが湧いてきます。

 

使命を果たすことは決して楽ではありません。

 

テレビやメディアで出ているような、華々しくてハッピーで、

左うちわでフフフみたいな人生ではないです。

 

むしろ、真逆で、大変です。

 

だけど、人生の深さが違う。

喜びの深さも、幸せの濃度も半端ないのです

 

あなたの光に触れる全ての人たちが、幸せと豊かさに包まれ、

その光の波が、世界の果てまで広がることを祈っています。

小田真嘉

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