セミナージプシーから抜け出すための「3つの壁」の乗り越え方

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

今よりもっと、より良い自分に、より良い会社にするために、

意欲的に勉強をし続けていませんか。

 

セミナーや本で、色々な人の成功体験を聞くたびに、

 

「自分にもできそう」

「やっと突破口が見つかった」

「これで私も変われる」

 

と一瞬は期待が膨らみます。

 

しかし、実際にはほとんどのことが続かず、結果にも繋がらないまま。

 

なぜ、自分は行動できないのか。

なぜ、続けることができないのか。

なぜ、結果に繋がらないのか。

 

いつまでたっても今の自分に納得できず、

途方に暮れているのかもしれません。

 

実際に、そうした経営者の方たちの相談に乗ってきて、

学びを活かせる人と、活かせない人の違いについて、気づいたことがあります。

 

それは、学びを結果につなげるための過程には「3つの壁」がある、ということです。

 

多くの人は、気づかないうちにこの壁に打ちひしがれ

結果を出せずにいることがほとんどです。

 

「学び」を生かし理想の未来を築いていくために。

この記事では、その乗り越え方をお伝えします。

 

 

「学び」を「結果」につなげるには乗り越えるべき3つの壁がある

先日、とある会社のスタッフから相談を受けました。

 

社長と一緒にたくさんのセミナーに参加しているけれど、行動が伴っていない。

一旦学ぶことをやめて、行動を大切にした方がいいんじゃないか。」という内容でした。

 

もっと成長をしたいと思った時、多くの人は学ぶことばかりに目が行きがちです。

 

しかし、本当に大切なのは、何を学ぶかよりも、

そこから何を気づき、どのようにして行動に築き上げていけるか、です。

 

そうとは分かっていても、行動に移せなかったり、続けることができなかったりすることがあります。

実は、学びから成果につなげるまでの過程には、「3つの壁」が待ち構えているのです。

 

  1. 目的意識:「何を学びたいのか」「なぜ学ぶのか」を明確にする
  2. 知性:気づきを具体的な行動案に変えていく
  3. 責任感と使命感:誰かのためにという原動力を持つ

 

どういうことかと言うと、

どんなに良いことを学んでいても「目的意識」が薄いと、そこから深い気づきは得られません。

 

次に、

気づきはあったとしてもそれをアイディアに変えて

計画に築きあげていく「知性」がないと具体的な行動案はできあがらない。

 

そして、行動案をつくっても「責任感」や「使命感」が薄いと実際の行動には移せない。

もしくは、すぐにやめて、やり切ることはない。

 

逆に言えば、

  • 責任感や使命感を強く持ち、
  • 知性を磨き、
  • 目的意識をハッキリさせていれば

どんなことからも、誰からも学べ、現実を動かしていくことができます。

 

 

1.目的意識:「なぜ学びたいのか」を明確にする

あなたがセミナーに参加し、学び続けているのは、なぜでしょうか。

 

何を学びたいと思っていますか。

そして、どうなりたいと思っていますか。

 

この「目的意識」がないまま、セミナーに参加をしていると、

良いと言われたこと全てが良く聞こえ、やることばかりが増えて行きます。

 

そうならないためには、何かを学ぼうと思った時の気持ちをもう一度思い出してみてほしいのです。

 

なぜ、学ぼうと思ったのか。

何を学びたいと思ったのか。

本当はどうなりたいと思っているのか。

 

その問いの答えには、あなたの大切な本音が隠れているはずだから。

 

もしかしたらあなたは不安だったのかもしれない。

自信がなかったのかもしれない。

 

でも、その本音に気づかないまま、理想の未来が見えないまま、

ただ闇雲に学び続けても、あなたの思いはいつまでたっても晴れません。

 

いつまでもあなたの理想には届きません。

だからこそ、あなたのために聞いてほしいのです。

 

本当はどうなりたかったのか?

何を望んでいたのか?

 

あなたに与えられている課題に気づき、必要なテーマが明確になれば、

どんなセミナーに参加したらいいのかが、自分で判断できるようになります。

 

そして、学びはより深くなります。

 

しかし、ただ、理想の自分を明確にして、

学びが深まったとしても、「良い話聞いた」ということだけに満足していれば、

そこから成長はありません。

 

次に必要なのは、学びを行動案に変換するための知性です。

 

 

2.知性:気づきを具体的な行動案に変えていく

知性とは、「考えたり判断したりする能力」のこと。

これは人によって大きな差があります。

 

あなたに知性があれば、深い学びや気づきを、具体的な行動案に変えていくことができます。

 

しかし、まだ知性が育っていない段階なら、

「良いこと学んだ」だけで終わってしまうことが多いでしょう。

 

でも、何も難しいことはありません。

あなたの知性はいくらでも育てていくことができます。

 

 

知性を育てるためのセミナーノートの取り方

学びを行動案に変換するための知性。

それを育てるための具体的な方法を一つお伝えします。

 

それは、セミナーノートの書き方を変えるだけです。

 

ノートには学んだことをそのまま書くだけでなく、

講座中に思いついたことを、ノートの隅っこに「赤ペン」でメモするのです

 

講座には全く関係ないことでも、閃いたことはなんでも書き込みます。

 

「これを購入する」

「あの人にメールをする」

「会社を掃除する」など、何でもいいです。

 

私は、読書をするときも、本をノートのようにして使います

本の余白には、自分で閃いたことがたくさん書かれています。

 

学びをそのままインプットするだけでなく、

具体的な行動案としてアイディアを出していくと、だんだん知性も磨かれていきます。

 

 

因果関係を紐解けないうちは、むやみに学びすぎない方がいい

知性が育っていないうちは、むやみに学びすぎない方がいいです。

 

昔、「スリッパを揃えたら会社が儲かった」と言う社長さんがいました。

その話は真実だと思うのです。

 

しかし、じゃあ全員がスリッパを揃えれば、全ての会社は儲かるのでしょうか。

 

スリッパを揃えるようになってからその会社が儲かったのは、

その社長さんがスリッパを揃えることを通じて「物事の最後までけじめをつける癖」がついたからです。

 

大切なのは、「けじめをつける」ということであって、スリッパを揃えることではありません。

 

でも、それを紐解く知性がなければ、

セミナーで成功体験を聞くたびに、やることばかりがストックされ続けていきます。

 

トイレ掃除がいいと言われたら、トイレ掃除をして、

スリッパがいいと言ったら、スリッパを揃える。

 

でも、それはその人の性質に合っていただけで、

あなたの問題を解決する方法とは限りません。

 

大切なのは、セミナーに参加して学んだことをとにかく実践して、

それで出た結果をよくよくみて、その因果関係を紐解けるようになることです。

 

因果関係とは、その物事の本当の原因。

 

ちなみに、先ほどの「スリッパを揃えたら儲かった」というのは、

相関関係のお話であって、本当の原因ではありません。

 

セミナー講師も、これを紐解ける知性がある方でないと、学びに来た人たちを混乱させてしまうことがあります。

だから、誰から学ぶかは意識したほうがいいのです。

 

 

3.使任感と責任感:誰かのためにという原動力を持つ

目的意識を持って、意欲的に学べるようになった。

知性を育て、行動案も閃くようになった。

 

それなのに、どうしてか行動する気が起きない。

三日坊主になってしまう。

 

そんな時があります。

それは、あなたに忍耐力が備わっていないとか、才能がない訳ではありません。

 

あなたに必要だったのは、「責任感」と「使命感」を持つことなのです。

 

この2つがあれば、たとえ、

お腹が空いたとか、パートナーと喧嘩したとか、体調が悪いとか、やる気が出ないとか、

そうした自分の欲に負けそうになったとしても、必ず立ち上がることができます

 

責任感と使命感を強く持つほど、あなたは強い熱量を持って、

行動し続けることができるようになります。

 

では、どうしたら責任感や使命感が育つのか?

それは、仲間の存在が必要不可欠です。

 

あの人の力になりたい。

あの人を幸せにしたい。

あの人には頭が上がらないくらいお世話になった。

あの人がいたから今の自分がいる。

自分を信頼して任せてもらったことだから。

 

そういった感情があれば、あなたの中の「使命感」や「責任感」が育っていきます。

 

仲間だけじゃない。

お客様でもいい。

 

自分以外の人のために成長したい、努力したいと思った時。

あなたの想像以上のエネルギーが湧いていくるはずです。

 

あなたは行動力がないわけではありません。

怠け者なわけでもない。

 

ただ、人との関係性をもう一度見つめ直した時、

あなたの中でこみ上げる何かがあるはずです。

 

それだけで、前に進んでいけることがあります。

 

 

まとめ:「生きた学び」が現実を変えていく

多くのセミナーで学べるのはテクニックや知識がほとんどです。

しかし、本当に大切なのは、生きた学びをすることです。

 

生きた学びとは、日々スタッフとの間に起きる問題や、会社で起きる出来事の中に詰まっています。

 

それらを紐解き、より良くしていこうという熱量があれば、

どれだけでも現実を変えていくことができます。

 

そのために、必要なのが、3つの壁を乗り越えることです。

 

  1. 目的意識を明確にする
  2. 知性を育てる
  3. 責任感・使命感を持つ

 

この意識があれば、必ず現実を変えていくことができます。

 

もっと言うと、たとえセミナーに参加しなくても、

いつでも、どこでも、誰からでも学んでいくことができるようになります。

 

これが本当の学力です。

これがチームの未来をより明るくするための学び方です。

 

あなたの光に触れる全ての人たちが幸せと豊かさに包まれ

その光の波が世界の果てまで広がることを祈っています。

 

小田真嘉

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*