人を動かすリーダーが大切にしている6つの意識

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今までたくさんの企業と関わり、現場で多くの方と膝を突き合わせてきましたが、

全ての悩みの根本は「伝えるべきことが、ちゃんと伝わっていない」というところに辿りつきます。

 

一生懸命伝えているのに、社員が動かない原因をよく見てみると、

大きく6つの原因が見えてきました。

 

  1. 伝える回数が足りない
  2. 思いが足りない
  3. 表現が足りない
  4. 相手が求めていない
  5. タイミングではない
  6. そもそも信頼されていない

 

ほとんどのケースがこの状態に当てはまっていたのです。

 

という事は、この一つ一つを改善していけば、

あなたの伝えるべきことは、ちゃんと伝わるようになるということです。

 

 

あなたが何を伝えたかよりも、実際に伝わった情報、相手の結果が全て。

反対に、相手に伝わらない、相手が動かないのは、言っていないのと同じです。

 

しかし、人を動かすことのできる真のリーダーたちも、初めから才能があったわけではありません。

 

人に伝えること、教えることを妥協せず、

人の面倒を見る事が自分の仕事だと割り切り、そこに全力を注いできた。

 

そうやって成長してきたからこそ、人がついてくるような真のリーダーになることができたのです。

 

 

何を言ったかよりも、何が伝わったのかが真実

 

ちゃんと伝えているつもりなのに、

なかなか思い通りに動いてくれない社員たち。

 

こちらにも、相手にも、お互いに言い分はありますが、私の結論はコレです。

 

相手が知らないなら、伝えたことにはならない。

何も言ってないのと一緒。

 

つまり、「(自分が)何を言ったかよりも、(相手に)何が伝わったのかが真実」ということです。

 

相手が思うように動かない時、自分の正しさをいくら主張しても何も解決しません。

むしろ、関係と状況が悪化していくだけです。

 

伝わった情報。相手の結果が全てです。

自分が何を言ったかよりも、相手に何が伝わったのかが真実です。

 

リーダーや経営者にできるのは、

その結果を踏まえて、自分がこれからどう対処していくか、しかありません。

 

 

あなたの言葉で人が動くようになる6つの意識

 

では、どうしてあなたの言葉はなかなか相手に伝わらないのか。

冒頭でもお伝えしましたが、次の6つの原因のいずれかが考えられます。

 

  1. 伝える回数が足りない
  2. 思いが足りない
  3. 表現が足りない
  4. 相手が求めていない
  5. タイミングではない
  6. そもそも信頼されていない

 

これらを改善していくには、次の事を意識していきます。

 

  1. 相手が聞き飽きるくらい何度も伝える
  2. 心底相手の事を想い、情熱をもって伝える
  3. 相手の受け取りやすい表現を意識する
  4. なぜ必要なのかまで、丁寧に伝える
  5. その人にとって最良のタイミングを待つ
  6. 正論やテクニックを学ぶより信頼関係を築いていく

 

そこまでして初めて、あなたの言葉は相手の心の奥底にまで伝わり、

自主的に、言われた事以上の仕事ができる社員に成長していくのです。

 

 

1:相手が聞き飽きるくらい何度も伝える

 

ちゃんと言ったのに動いてくれない」という場合があります。

 

その方に、「何回ぐらい言ったのですか?」と質問すると、

ほとんどの方は「1~2回」と答えます。

 

3回以上という方はごく少数。

じつは、これでは圧倒的に回数が足りません。

 

1回言って、「責任は果たした。やることはやった。」と思って安心している限り、

相手にはほとんど伝わっていないのです。

 

とくに、会社の理念や、大事な話ほど、1回では伝わらないもの。

 

なんとなく概念的には伝わっていても、

その真髄までは全く伝わっていないと思ったほうがいいです。

 

それを大前提に、リーダーは繰り返し、何度も、根気よく、

表現を変えて、事例を変えて、角度を変えて、伝え続けることが大切です。

 

「わかりました」と言われても、

相手が聞き飽きるほど伝えてこそ、その真髄を理解できるようになります。

 

 

2:心底相手の事を想い、情熱をもって伝える

 

しかし、何度も繰り返し伝えているのに動いてくれない時。

その時は、「情熱」が足りていないのかもしれません。

 

どれだけ物事を順序立てて正論を伝えることができても、

 

  • 伝えたい
  • 教えてあげたい
  • 知っておいて欲しい
  • 何とかしてあげたい

 

という思いの強さ・情熱・使命感・責任感・真剣さ・真摯さ・誠実さにはかないません。

 

テクニックや正論だけでは、相手の心には届かないのです。

 

心底、相手のことを思って話していますか。

心底、伝えてあげたいと思って伝えていますか。

 

その情熱があってはじめて、相手の心の奥底に響くようになっていきます。

 

 

3:相手の受け取りやすい表現を意識する

 

では、熱い思いで何度も伝えているのに、

なかなか思い通りの結果にならない時はどうでしょう。

 

その時は、「相手が受け取りやすい表現ができていたか」を振り返ってみてください。

 

相手に受け取りやすい表現とは、

  • 例え話を持ち出したり、
  • 具体的な事例(良い事例、悪い事例)を紹介したり
  • 相手が受け取りやすい、わかりやすい表現を磨いていくことです。

 

表現力を磨くとは、相手が親しみやすい言葉や、

好みそうな語彙(ボキャブラリー)を増やす努力をすることでもあります。

 

相手の世代がよく使う言葉や、流行しているものを聞いたり、

仕事以外のコミュニケーションで、相手が受け取りやすい表現を学ぶ事も必要かもしれません。

 

そうした仕事以外の話もできない関係では、

いざ本当に伝えたいことがあってもなかなか伝わりません。

 

日頃から公私混同して本音で話し合えてこそ、

その人に最もあった表現で伝えられるようになっていくのです

 

 

4:なぜ必要なのかまで、丁寧に伝える

 

あなたが1〜3の要素を十分満たしていたとしても、

相手が心から求めていなければ、どんなに伝えてもなかなか響きません。

 

例えるなら、お腹がいっぱいの人に無理矢理、ごはんを食べさせるようなもの。

 

しかし、ここで伝えたいのは、

「相手が求めていないのなら諦めよう」という話ではありません。

 

相手が求めていない理由のひとつは、

もしかすると、ただ単に「必要性」や「重要性」を知らないだけかもしれません

 

自分が伝えようとしていることは、

  • なぜ必要なのか
  • なぜ大事なのか
  • そもそも、どうして伝えようとしているのか
  • その理由や意図は何か

それらを、あなた自身も明確にして、丁寧にちゃんと伝えることが大切です。

 

 

5:その人にとって最良のタイミングを待つ

 

そうは言っても、人には誰しもタイミングというものがあります。

 

  • 必要とするタイミング
  • 変わるタイミング
  • 心から知りたいと思うタイミング

 

例えば、お金のため、生活のために働いている人に、

「お客様の喜びのために働こう!」と言っても、全く響きません。

 

しかし、待っていればその人が変わるタイミングは必ずやってきます。

リーダーは、そのタイミングが来るまで、じっと信じて待つことも大事。

 

ここで大切なのは、「信じて待つ」ということです。

 

「自分のことを信じてくれている」というのは、

たとえ言葉にしなくても、相手に必ず伝わります。

 

もちろん、それまで何もしないわけではありません。

 

できることをしたり、繰り返し伝え続けながら、

相手が感化していくのを信じて待つのもリーダーの役目です。

 

 

6:正論やテクニックを学ぶより信頼関係を築いていく

 

あなたが何を伝えるか、どのように伝えるか以前に、

そもそも信頼されているかどうか、が何よりも重要です。

 

つまり、「伝える以前の問題」ということ。

 

実は、6つの項目の中で、一番大切なのがこの「信頼関係」です。

 

昔からどの世界でも、「何を言うかよりも、誰が言うかが大事」と、よく言われます。

伝える前に、何が伝わるのか、99%決まっているということです。

 

普段から相手に信頼されていなければ、どれだけ正論を述べようと、テクニックを学ぼうと、

何も伝わらないし、響かないし、動く事もありません。

 

むしろ伝えようと努力するほど、

嫌がられ、心がより離れ、信頼度がますます下がってしまうこともあります。

 

最も大事なことは、普段から信頼を積み重ねていくこと。

信頼されるように、自分を高めていくことです。

 

下記の記事では、周りを感化する魅力的なリーダーになるための、具体的な方法をお伝えしています。

ぜひ、参考にしてください。

人材育成のポイント|周りを感化する魅力的なリーダーになる3つの道

 

 

面倒事は当たり前、真のリーダーとは人の面倒を見る人のこと

 

リーダーの仕事は日々山積みです。

 

社員に仕事をしてもらうためとはいえ、

ここまで徹底するのは、時間もエネルギーも必要です。

 

時には「めんどくさい」と感じることもあるでしょう。

 

しかし、「めんどくさい」と思えば思うほど、

言い訳や、先延ばしや、責任転嫁をしてしまいがちになります。

 

そもそも、なぜ「めんどくさい」と思ってしまうのか?

それは、「自分事」と「他人事」を分離しているからです。

 

反対に、「他人事」を「自分事」と思えるほど相手と一体化していたら、

何か問題が起きてもネガティブな反応はしません。

 

同僚や仲間や大切な人と心が一緒なら、起きる問題はむしろ「自分の出番!」となります。

 

つまり、

問題が起きることが問題なのではなく、心がひとつになっていないことの中に、

リーダーとしての乗り越える本当の課題(テーマ)があるのです。 

 

そもそも真のリーダーとは人の面倒を見る人の事。

 

面倒なことが起きるのは当たり前、と思い、

自分の役割を全うすることで、リーダーとしての本質が深まっていきます。

 

あなたの光に触れる全ての人たちが、幸せと豊かさに包まれ、

その光の波が、世界の果てまで広がることを祈っています。

 

小田真嘉

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