経営者・起業家・リーダーのための仕事の秘訣
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2019.11.11 更新|2019.11.11 公開| 仕事・ビジネス

仕事を頑張りたいけど頑張りたくない!と葛藤する5つの原因と8つの対策

仕事を頑張りたいけど頑張りたくない!と葛藤する5つの原因と8つの対策

「ずっと激務に耐えてきたが、もうこれ以上は頑張りたくない」

「どうしても仕事を頑張りたくないと考えてしまう」

そのような悩みにお答えします。

仕事を頑張りたくないと、仕事に行くのが嫌になったり、「いつまでこの仕事をやり続ければいいのだろう…」と無気力になったりすることがあります。

仕事だからといって、気持ちがついていっていないのに激務に耐え続けていると、人によっては、鬱になってしまう人もいます。

「仕事を頑張りたくない」と思うことがダメなのではありません。

これまで激務や人間関係のストレスに耐えてずっと頑張ってきた場合は、「仕事を頑張りたくない」と一時的に思ってしまうことは、誰にでもあることです。

そのときに「本当は仕事を頑張りたくないけど、やらなきゃいけないから頑張らないと」と無理をするのではなく、「頑張りたい」と思える環境や人間関係を作っていくことが大切です。

もっと言えば、「自分の気持ちと行動を一致させていくこと」が重要です。

そこでこの記事では、仕事を頑張りたくないと感じてしまう5つの原因と、仕事を頑張りたいと思えるようになる8つの対策をお伝えします。

まずはあなたが仕事を頑張りたくないと感じてしまう原因をチェックし、気持ちの整理をしていきましょう。そしてお伝えする対策を、自分が出来るものを1つでいいのでやってみてください。

1つ実践するだけでも気持ちがかなりラクになるはずです。

1.人が「仕事を頑張りたいけど頑張りたくない!」と葛藤する5つの原因

「仕事を頑張りたくない」という気持ちの裏には、「本当は仕事を頑張りたい」という気持ちが隠れているものです。

実際、「仕事を頑張りたいけど頑張りたくない」という葛藤を感じることがあります。

なぜそのように葛藤を感じるのか?その原因は以下の5つが考えられます。

  1. これまでずっと頑張ってきたのに「もっと頑張れ」とムリを言われる
  2. 仕事を頑張りたくないのは甘えなんじゃないか?と罪悪感がある
  3. 上司や同僚の目が気になり頑張りたくないのに無理して頑張ってしまう
  4. 本当は「100%頑張らなくていい」とは思っていない
  5. いつまで頑張り続けなければいけないか先が見えない

1つずつお伝えしていくので、あなたの状況に当てはまるものがないからチェックしながら読み進めてみてください。

1-1.これまでずっと頑張ってきたのに「もっと頑張れ」とムリを言われる

既に限界を超えていて、自分の中では100%出し切ったはずなのに、120%出せと詰められてしまうと、「もうこれ以上は嫌だ」と逃げたくなってしまいます。

たとえば、自分よりも高い密度でバリバリ仕事をこなしている人から、「もっと仕事を頑張るように」と言われるケースです。

この場合、より長く残業する必要が生まれ、心が休まる時間がなくなってしまいます。

「もっと頑張れ」と言われたことにより「もっと頑張らなくてはならない」というプレッシャーもかかります。

より仕事ができる人に成長するには多少のプレッシャーは必要ですが、過度なプレッシャーは人の心を折ってしまいます。

その結果、「仕事を頑張りたくない」と思うようになります。

1-2.仕事を頑張りたくないのは甘えなんじゃないか?と罪悪感がある

上司や周りの同僚が頑張っているのに対して、「自分だけが楽をしたい、頑張りたくない」と思うのはいかがなものか?と考えてしまうのも葛藤の原因です。

特に会社ではチームとして仕事を行っているため、集団行動が重んじられる傾向にあります。

1人が遅れるだけでチーム全体に迷惑がかかるので「自分のせいで周りに迷惑をかけたくない」という強いプレッシャーを感じます。

すると、頑張りたくないのに頑張らなければいけない状況になり、葛藤が生まれてしまいます。

また会社や人によっては、頑張ることが美德だと思っている場合もあります。

「楽して生きていくなんて甘い考えは捨てて頑張れ。みんな苦しいけど頑張っているんだよ。」といった叱責を受けることもあるかもしれません。

その結果、「仕事を頑張りたくない」と思う自分はなんて甘い人間なんだ、と自分を責め立てて葛藤することもあります。

1-3.上司や同僚の目が気になり頑張りたくないのに無理して頑張ってしまう

頑張りたくはないのだけれど、周りに変な目で見られたくないから頑張るというのは、集団心理が働きやすい会社ではよくあることです。

特にサービス残業は、「みんなが残業しているから」といった心理が働くことにより成り立っていることもあります。

周りの目を気にしなければいい、とも言えますが、会社という環境で働いている以上は周りに全く合わせないのも問題です。

その結果、周りの目を気にして、仕事を頑張りたくないのに頑張ってしまい、葛藤が続いて精神的に疲れることになります。

1-4.本当は「100%頑張らなくていい」とは思っていない

「仕事 頑張りたくない」などネットで検索すると、「100%頑張る必要はない」という情報が出てくることがあります。そのような情報やアドバイスを見聞きして、「自分は頑張らなくてもいいんだ」と思うこともあるでしょう。

しかし、心のどこかで「頑張らなくて本当に大丈夫なのだろうか?」と感じていませんか?

少しでも「頑張らなくてはいけない」という思いがあると、頑張りたくない自分をどこかで否定してしまいます。

その結果、葛藤を持ったまま仕事を続けるとこになり、精神的に疲労してしまいます。

1-5.いつまで頑張り続けなければいけないか先が見えない

例えば、若手であれば次のように悩むことがあります。

「新卒で入社して、数年間ガムシャラに頑張ってきた。でももう精神的にも体力的にも限界。あと何年この生活が続くの?35年?40年?そんなに頑張りたくないよ…」

もしかすると、あと3~5年程度なら頑張れるのかもしれません。

しかし、あと30~40年と会社員人生が残っていると、先の見えない不安や、苦しみが続くという恐怖から、「働きたくない」と感じてしまうことになります。

ただ、頑張って働かなければクビになったり、給料が減ったりするかもしれないという不安もあるものです。

結果、「頑張りたくないけど頑張らないと…」という葛藤を感じることになります。

以上が「仕事を頑張りたいけど頑張りたくない!」と葛藤する5つの原因でした。

あなたの状況に当てはまる項目はありましたか?

自分の気持ちと行動が分離すればするほど、その期間が長ければ長いほど、気持ちはどんどん重たくなっていきます。

一刻も早く、気持ちと行動が分離している状態から抜け出すべきです。そのために次は、仕事を頑張りたいと思えるようになる8つの対策をお伝えします。

「どうすれば、仕事を頑張りたいと自然に思えるようになるか?」

これを知っていれば、仕事を頑張りたくないと悩む必要がなくなってきます。

2.仕事を頑張りたいと思えるようになる8つの対策

仕事を頑張りたいと思えるようになる対策は。以下の8つです。

  1. 元気に朝の挨拶をする
  2. 目標を作る
  3. 何でも一人で抱えすぎない
  4. 相談できる人を作る
  5. 仕事の中に楽しみを見つけようとする
  6. 職場以外の人の話を聞いて視野を広げる
  7. 頑張れる(情熱を持てる)仕事を見つける
  8. 自分がどういう人生を歩みたいか決める

1つずつお伝えしていきます。

2-1.元気に朝の挨拶をする

まずは頑張りたくないという気持ちを払しょくするためにも、朝一番の挨拶を元気に行いましょう。

「おはようございます!」と挨拶するときには、気持ちを乗せて挨拶します。

たとえば、「今日1日、同僚のみんなが笑顔で仕事ができますように」というような気持ちを乗せて、「おはようございます」と挨拶する感じです。

すると、すごく優しい気持ちであいさつできるようになり、場合によってはあなたのあいさつ一言で職場の雰囲気が変わることもあります。

空気が変わることで、お互いの好感度は高まり、より業務が円滑に進みやすいコミュニケーションが取れるようにもなります。

職場の雰囲気が良くなれば、仕事を頑張りたいと思えるようになるはずです。

2-2.目標を作る

仕事を頑張りたくない場合には、目標を作りましょう。できれば毎日、少なくとも毎月、成し遂げたい目標を掲げてみてください。

目標を成し遂げられなかった場合には、何故できなかったのかを吟味し行動に移すことで、問題解決能力が鍛えられます。

目標を成し遂げられた場合には、自分の成長を感じ取れる上に、上司や同僚から褒められることもあるでしょう。

目標を作り、日々改善を繰り返すことで、自身の成長を感じられ、仕事を頑張れるようになります。

目標作りは、短期的な目標と長期的な目標の2つ設定しておくと、より自分の方向性が明確になります。

2-3.なんでも1人で抱えすぎない

もう仕事を頑張りたくないと思うときは、ひとりで仕事を抱えすぎている場合があります。

そのときは、自分で解決しようとせず、周りの人に素直に質問してみましょう。

頻繁に質問することで、周りに熱心であるという印象を与え、印象が良くなります。その結果、褒められることが増え、仕事を頑張れるようになります。

1人で抱え込んでいても解決しないこともあるので、分からないことはすぐに質問する癖を作ると良いです。

胸の内を上司や同僚に明かすことで、より深い会話ができるようになります。

お互いがどういった人間かを知る良い機会でもありますので、自分が抱えている悩み、分からないことなど、自分が考えていることを周りにも共有してみましょう。

2-4.相談できる人を作る

仕事の悩みや愚痴を共有できる仲間は非常に大切です。

仕事を頑張りたくないと思ったら、まずは相談相手を作りましょう。誰かに悩みや愚痴を聞いてもらうだけでも、元気が出て、仕事を頑張れるようになります。

自分の悩みに対しては、自分の職場環境をよく知っている人の方が、優れた解決策を提案してくれる可能性が高いです。

なので、相談相手は同僚でも上司でも構いません。

相談する際には、「今、何に困っているのか?」「これから自分はどうしていきたいのか?」を丁寧に伝えると、相手からより良い答えをもらいやすくなります。

2-5.仕事の中に楽しみを見つけようとする

仕事を頑張りたくない場合は、一度頭を切り替えて、どうすれば楽しめるかを考えてみましょう。

おすすめのやり方は、ゲーム感覚にしてみることです。

業務をこなすことで1ポイント貯まり、3ポイントで好きな本を買うというように、仕事自体を楽しみながら自分に成果を与えるというやり方は、モチベーションを維持しやすくなる効果があります。

また、仕事の中で、自分の将来に有益になるものはないか探してみましょう。その職場から学べることがあるはずです。

例えばチームをまとめるのが上手い上司がいたら良く観察し、何故まとめるのが上手いのかを観察してみましょう。

仕事が早い同僚がいたら、その同僚は何故仕事が早いのかを考えて、実行してみるのも大切です。

時間があれば、直接理由を尋ねてみるのも良いでしょう。そのように周りの人たちの良さを吸収し、自分がレベルアップしていくことを楽しんでみて下さい。

自分が楽しいと感じることであればなんでも構いません。自分が楽しいと感じられることを仕事の中にも見つけることが大切です。

2-6.職場以外の人の話を聞いて視野を広げる

もしかしたら、あなたの職場は一般的に見ておかしい部分があるかもしれません。

それが原因で仕事を頑張りたくないと思ってしまう場合は、別の仕事をしている知り合いや家族に話を聞いてみましょう。

同じ業界や業種の人の意見の方が参考になります。自分の会社と比較しやすいからです。

あまり業界や業種が違う場合、比較しづらくなってしまうので気をつけるようにしましょう。

また、本を読むというのも刺激になります。自分とは違った価値観や考え方を取り入れるのは、人の話を聞くことだけではありません。

本には様々なエピソードや失敗談が書いてあり、自分が共感できるものや感心するものが多く詰まっています。

面白い考え方があれば、それだけ仕事に対する見方も変わるので、違った考えを元に仕事を頑張れるようになるでしょう。

2-7.頑張れる(情熱を持てる)仕事を見つける

今の仕事がどうしても頑張りたくない場合は、転職を検討するというのも良いでしょう。

例えば、営業マンにもかかわらずコミュニケーションに自信がない場合は、営業をずっと続けていても頑張りたいという気持ちが沸いてこないかもしれません。

そういった場合、コミュニケーションが重要ではない別の職業に就くことを検討してみて下さい。

人には向き不向きがあり、不向きな職業でストレスに耐えていても、それは自分の健康に悪影響を与えるだけです。

自分は何が得意で何が苦手なのか分析し、向いている職を見つけてみましょう。自分の得意なことを磨くことが、これからの時代は特に重要です。

2-8.自分がどういう人生を歩みたいか決める

仕事を頑張りたくないときには、「人生」単位で物事を考えてみてください。

人生という単位で見た時、仕事は、あくまで人生の一部です。

「自分が何をやりたいのか」「将来どういう風に生きたいのか」を考えることで人生のゴールが見えるようになります。

すると、仕事のための仕事ではなく、人生のための仕事という考え方ができるようになります。

さらに深掘りして、仕事をすることの意味を考える必要もあるでしょう。

恐らく、多くの人にとって仕事は、生活費を稼ぐ手段です。

では、生活費を稼ぐ手段というのは、会社に勤めるということでしか達成できないことでしょうか。

生活費を稼ぐなら、世の中にはたくさんの方法があります。

ランサーズ株式会社の「フリーランス実態調査2018年版」よると、日本の労働人口の約17%がフリーランスです。会社に勤めて働くことだけが正解ではではありません。

働いて生活費を得るだけであればいくらでもやり方はあります。

だからこそ、仕事は生活費を稼ぐ手段だと割り切るのではなく、自分のやりたいことから逆算して、仕事について考えることが重要です。

自分がやりたいことを明確にし、それをどう本業にしていくか?という方向性で考えると、自分の興味のある分野で生活費を得ることができるようになります。

このように、一度「仕事」について考え直してみるのはいかがでしょうか?

まとめ

仕事を頑張りたいけど頑張りたくないと葛藤している場合は、まずは気持ちを整理するためにも、葛藤してしまう以下の5つの原因を知ることが大切です。

  1. これまでずっと頑張ってきたのに「もっと頑張れ」とムリを言われる
  2. 仕事を頑張りたくないのは甘えなんじゃないか?と罪悪感がある
  3. 上司や同僚の目が気になり頑張りたくないのに無理して頑張ってしまう
  4. 本当は「100%頑張らなくていい」とは思っていない
  5. いつまで頑張り続けなければいけないか先が見えない

そして気持ちを整理したうえで、仕事を頑張りたいと思えるようになる以下の8つの対策を、出来る範囲で実践していくことが重要です。

  1. 元気に朝の挨拶をする
  2. 目標を作る
  3. 何でも一人で抱えすぎない
  4. 相談できる人を作る
  5. 仕事の中に楽しみを見つけようとする
  6. 職場以外の人の話を聞いて視野を広げる
  7. 頑張れる(情熱を持てる)仕事を見つける
  8. 自分がどういう人生を歩みたいか決める

「仕事を頑張りたいけど頑張りたくない」という葛藤状態を抜け出し、仕事を頑張りたいと思えるようになるために、まずは1つでいいのでここでお伝えしたことを実践してみてください。気持ちが軽くなったり高まったりするはずです。

人生において仕事は切っても切れないものです。

「仕事を頑張りたいし頑張れる」という状態になれば、気持ちと行動が一致し、気持ちよく仕事をしていくことができます。

ぜひ「仕事を頑張りたいし頑張れる」ようになっていきましょう。

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監修・小田真嘉(おだまさよし)

経営コンサルタント。これまで1,000社以上の経営者と、1万人以上の現場スタッフ、マネージャー、リーダーたちとの深い対話から、働き方と生き方には4段階のステージがあることを解明し「進化の4段階説」を体系化。現在は、上場企業、リーディングカンパニー、老舗企業、個性的な小さな会社、業界のリーダー的経営者、第一線で活躍するプロフェッショナル、作家、講師、コンサルタント、コミュニティ主催者などの「リーダーの相談役」として活動。

牛窪俊浩(うしくぼとしひろ)

著者・牛窪俊浩(うしくぼとしひろ)

自身の経験をベースとした、月間30万PVのブログを運営。累計2000人以上の相談に乗るも、本質的にクライアントを本当の幸せに導けているのかという疑問が拭い去れず、心に迷いが生じ始める。そんな時に、小田さんが講師をされているNEXT DIMENSIONという講座に出会い、古神道をベースとした、日本神話、仕事の原理原則、ステージ理論など仕事における帝王学を学ぶ。その後、真髄を自身のビジネスに生かした結果、自分自身もさらに良くなり、今では、多くの人の相談に乗りながらも、小田さんの講座THE SHIFTのナビゲーターや、NEXT DIMENSIONの運営を任されるようになる。