人生を変える方法|言葉や習慣よりも出会い方が最重要な理由
牛窪俊浩です。
人生を変える秘訣とは一体なに?
自分の人生をよりよくしたいと思っていても、行動に移せなかったり、もしくはそもそも何をしたらいいのか分からなかったりする場合もあります。
確かに、人生を変えようと行動するのは難しいと思います。ただ、人生を変える秘訣を知っていれば、行動に移せるはずです。
そこでこの記事では、ビジネスだけでなく、多くの人の人生の相談に乗っている小田真嘉さんに教わった『人生を変える秘訣・方法』についてお伝えします。
人生を変えるには、そもそも一人でやるのは難しいです。必要なのは、自分の意思に関係なく人生が変わっていく環境です。
あなたがもし、正しい選択をして、人生が自然に変わっていくルートに乗りたいのなら、ぜひこの先をお読みください。
人生を変える心の中の言葉
「人生を変えたい、もっとよくしたい」と誰しもが思っています。
そう思っているのに、なぜ変わらないのかというと、潜在意識では「今のままでいいや」と思っているからです。
例えば、
「私は自分のことが好きになりたい」と考えている場合は、
潜在意識では
「自分のことを嫌っている今の自分が好き」
と思っている可能性があります。
また
「自分の人生に自信が持てない」という場合は、
潜在意識では
「自信がないことに自信がある」
と思っている可能性があります。
そのように「変えたい」と心で思っていても、潜在意識においては、「今の自分がちょうどいい」と思い「変えなくていい」という言葉を自分で自分にかけているのです。
人生を変えるためには、潜在意識が語りかける言葉を変える必要があります。そのために今までの流れを変えるような衝撃というか、大きなインパクトを与えるような経験が必要です。
人生を変えるには衝撃が必要
人生を変えるには、これまでの流れをリセットするような衝撃が必要です。
「もう、こんな人生コリゴリだ!」とか「こんな人生はもう絶対にイヤ!」
など、心底自分の人生を嫌になって、うんざりして、とにかく変わりたい!と思うことが必要です。
心の底から、本当に、今の人生を投げ出せるくらいに変わりたいと思うことが必要です。そうした気持ちが強いほど、大きく人生は変わっていきます。
人生を変える方法『3つの「間」』
人生を変える方法は、3つの間(ま)で理解することができます。
・限られた時間
・自分が過ごす場所や空間
・一緒にいる仲間
という、時間・空間・仲間(=3つの間)が変わった時に人生は大きく変わります。
多くの人は自分の人生が「今、ちょうどいいな」って思っているから、ちょうどいいお金
が入ってくるし、ちょうどいい仲間や、仕事をしています。
例えば今まで「職場のあの人が嫌い、この人が嫌い!」「こんな会社で働いてられるか!」と言って、状況を変えずに働き続ける人がいたら、今のその人にとっては、それが『ちょうどいい環境』なのです。
人生を変えようと思った人からよく聞かれるのが
「何をしたら変わりますか?」
「どんなことをしたら人生は変わりますか?」
という質問です。
人生を変えるために大事なのは以下の3つです。
「①誰と」「②どこで」「③何を」
と、この順番が大事です。
一番人生が大きく変わるのは、「①誰と」です。一緒にいる人を変えることで、人生は大きく変わっていきます。
その次にどこで働く、どこに住むという、「②どこで」です。そして最後が多くの人が質問する「③何を」なのです。ここの3つの順番について、これから説明します。
人生を変える出会い方
人生を大きく変えていきたいのであれば、誰と出会って、誰と過ごすかが本当に重要です。
なぜなら誰しもが、周りの人の影響を受けて生きているからです。
すなわち「今のままでいい」と思う人たちよりも、「人生を変えたい」と思う人たちといた方が、普段から人生を変える方法について考えているので、人生が変わる影響を受けやすくなります。
では、具体的にどんな人と出会い、一緒にいたら人生を変えることができるのでしょうか。
それは、心の底から憧れるような人とか、リスペクトできるような、
「私もこの人のようになりたい」
「この人の言うことなら何でも聞きたい」
「一緒に人生を歩みたい」
という人を探して近づくことです。
同時に、
「こんな人生嫌だ」
「なんて自分はダメなんだろう」
「どうしてこん風になってしまうんだろう」
という耳が痛いことをちゃんと言ってくれたり、解らせてくれる人に近づくことが重要です。
それは身近な奥さんだったり、旦那さんだったりする場合もあります。
自分の人生が変わる時には、身近に耳の痛いことをいう人がいても、だいたい無視してしまい、人生が変わるチャンスを逃してしまうことが多いです。
もし、人生を変えたいと思うのなら、耳の痛いことをいう人に近づき、素直に、謙虚に受け入れることが必要です。
「人生を変える」とは、今までの人生や価値観が破壊されるということです。痛みや苦しみ、葛藤や辛さがあります。
人生が進む、というのは足し算のようなものです。やることが増えたり、新しい出会いが増えたりします。
対して人生が変わる、というのは引き算のようなものです。仕事が無くなったり、怪我や病気をしたり、大きな別れがあったりもします。そうして価値観が破壊され、新たな価値観が作られます。
よって
- 憧れて尊敬して、こうなりたいな、という人(=足し算)
- 耳の痛いことをズバッと言ってくれる人(=引き算)
の正反対の両面からの「誰と」が、人生を変えるために必要です。
その上で、自分の人生を変えるために「どこで」働いたらいいのかをお伝えします。
人生を変える習慣・環境
人生を変えるためには、普段の習慣を変える必要があり、その習慣は環境で決まります。
例えば、すでに何度も人生を変えてきた人たちが集まるコミュニティに身を置いたら、人生が変わっていくと思いませんか?。
そのために「どこで」働くかが大事です。どの場所で働いたらいいのか、どんな仕事をしたらいいのかというと、そこにいる人たちが『成長しているか』そして『貢献しているか』を見ると良いでしょう。
毎日毎日、そこにいる人たちがどんどん成長し、新しいことができるようになっている、見違えるように成長している。そして、喜ばれるような働き方をして、世の中に貢献している。
そういった
- 成長と貢献のある場所
- 成長と貢献しているような会社
- 成長と貢献をしているようなプロジェクト
を選ぶようにします。
このような成長と貢献のある場所に行くと、憧れて尊敬する人たちがたくさんいる場合が多いです。なので、そうした人たちと一緒に働くようにしましょう。
人生を変える習慣・「何を」
人生を変えるために、何を、どのようにしたらいいのか、お伝えします。
内容は2つあって
- 今、やっていることをさらに徹底的にやるか
- 新しいことにチャレンジするか
のどちらかです。
- 今、やっていることを死に物狂いで、もっと自分が成長できるように
- もっと周りに貢献できるように
- 憧れや尊敬、リスペクトする人に近づけるように
そんな風に今まで以上に徹底的に多くの人に喜ばれるように行動します。
もしくは、全く今までやってこなかった新しい分野にチャレンジします。
それはもしかしたら副業かもしれないし、独立かもしれません。もしくは新しいプロジェクトかもしれないし、そんな新しいことにチャレンジするのが大事です。
人生を深く大きく変える方法
その上でどうしたら、人生はより深く、より大きく変わるのかというと、仕事でいえば、思い出に残るような仕事をすることです。
人生が何度もなんども、本当に大きく変わってきた人たちに共通している点があります。
それは振り返った時に、心に深く染み入るような、経験、思い出があるということです。
例えば、私(牛窪)の知人でこんなことを言う人がいました。
「満を持してできた、新商品の全てが不良品で大変だったよね。
その時は、もう満身創痍で血へど吐きながらやってたからみんなで社長の所に行こう、って話してたんだよ。
「責任とって辞めます・・・」って。
社長は即答で一言「逃げるな」って(笑)その時、みんな泣きそうだったけど、
何より社長が悔しそうな涙目だったよね。その後、全員が燃えに燃えたよね。」
みんなで一致団結して力を合わせながら、苦難や困難を乗り越え、時には悔しい思いや、時には嬉し涙を流せる。情熱で魂が震えるような仕事をする。
そんな仕事をしたら絶対人生は変わります。
「あの時は大変だったけど、本当にいい経験をしたよな」
と、その話でお酒を何杯でも飲める。そんな仕事をすることが、人生を大きく大きく変えていきます。
もしかしたらあなたは、現在、困難に直面し、逃げ出したくなるくらい、過酷な環境にいるのかもしれません。
でも、そんな時こそ、言い訳をせず、誰にも文句も言わず、新しいチャレンジをし続けたり、今の仕事を徹底的にやったりして、本当にその仕事に心血、つまり心と血を注いで、まるでその仕事に命や心が宿るかのような仕事を続けてみてほしいのです。
人生を変えるためには、この思い出に残るような仕事をどれだけするか?が重要です。
そうやって働くと、自分の人生はもちろん、一緒に働く人の人生をも変えるかも知れません。
本当に誰かの人生を変えられるような仕事をする、そうすることで結果的に自分の人生も変わっていくのです。
まずは、「①誰と」を大事にして、人生を変えるために突き進んで行きましょう。