自分らしく輝いて活躍するための仕事の秘訣

2018.11.27 更新|2018.11.27 公開| コミュニケーション

コミュニケーション能力を鍛える方法|仕事で活躍する3つのステップ

コミュニケーション能力鍛える方法

牛窪俊浩です。

コミュニケーション能力を鍛えることは、仕事をはじめ、あらゆる人間関係において重要です。

仕事におけるコミュニケーションは、メールや会議、商談やスピーチなど、相手の話を聞いたり、知ったりするだけでなく、話したり、提案したりなど色々な場面があります。

「ちゃんと伝えたのに、相手が動いてくれない」
「仕事を依頼しようとしても嫌な顔をされる」

今よりもっとコミュニケーション能力があれば、もっと仕事で活躍できるのにと、もしかしたらあなたはそう思っているかもしれません。

戦国時代にコミュニケーションが上手だったのは『人たらし』で有名な豊臣秀吉です。秀吉は上司への報告や部下の指導など、魅力あるキャラクターで軍を指揮しました。

一般的にコミュニケーション能力というと、話題の提供力や話術、質問力や笑顔など、テクニックの要素だと思われがちです。しかし、秀吉が魅力的だったのは、こうしたテクニックではないと考えています。

なぜなら秀吉のエピソードには、話術よりもマメさや、相手の立場に立って親身に対応する姿が多く残されているからです。

そこでこの記事では、表面的なテクニックではない、本質的なコミュニケーション能力を鍛える方法について、これまで1万人以上の人生相談に乗ってきた小田真嘉さんに教わった内容をお伝えします。

そもそもコミュニケーションとは、相手と自分の心の距離を縮めることです。

相手と自分の心の距離を縮めることができたら、

「このプロジェクトは絶対にやり切りましょう!」
「◯◯さん、あなたのやりたい事を汲み取って動きます」
「一緒になって業界を変えて行きましょう」

と、多くを語らずとも理解し合えたり、お互いの弱点をサポートし合って、同じ方向を向いて、一緒に頑張ろうという、理想的なチームができます。

コミュニケーションがうまく取れない、そんな苦難や困難の真っ只中に、もしかしたらあなたはいるのかもしれません。でも、一人ではうまく行かないことでも、仲間を作って一緒に頑張ることができたら、乗り越えられるかもしれません。

もし、あなたがコミュニケーションの仕組みを知り、仕事や日常に生かしたいと思うのなら、ぜひ、この先をお読みください。

コミュニケーション能力とは

コミュニケーションとは、冒頭でお伝えした通り、心の距離を縮めることです。コミュニケーションの語源は、Communicationのcomです。コミュニティとか、カンパニーとか、 com の意味は「共通するもの」という意味です。

なので、コミュニケーション能力とは、共通するものを作って心の距離を縮めるということです。

この記事では、コミュニケーション能力を鍛える方法について、

・初対面の人とのコミュニケーション
・知っている人とのコミュニケーション

の2つに分けてお伝えしていきます。

初対面の人とは、興味関心を聞いて、自分のことを話す、という会話のキャッチボールなので、とにかく自分と相手の共通点を探すことがポイントです。

そして知っている人とのコミュニケーションにおいては、すでにある共通点を深めていくことがポイントです。

コミュニケーション能力を鍛える方法

初対面の人とのコミュニケーション

初対面の人とのコミュニケーションを深めるためには、相手の話を聞くのと自分が言いたい事を話すという、「聞く」と「話す」という言葉のキャッチボールが必要です。

「まずは相手の話を聞く」についてです。

会話のキャッチボールをする中で、興味関心を持つのはもちろんですが、相手の話を聞きながら自分と相手の共通するところを探します。

・相手は過去にどんな学校に行っていた?
・相手は過去にどんな仕事をしていた?
・相手の過去の経歴は?
・相手は今、どんなことを取り組んでいる?

と、まずは過去や現在の話を聞いて、共通する話題がないかを探すようにします。

でも人によっては過去や現在で共通する話題を見つけられない場合があります。

その場合は相手の未来の中に、自分と共通する部分がないか探します。

例えば相手は、

・何を望んでいるのか、どうなりたいのか?
・未来に向けて何をやって行きたいと思っているのか?

このように聞きながら、相手の未来と自分との共通点を探すようにします。

次に「自分のことを話す」についてです。

自分の自己紹介を伝えて、
「私は2年前まで、製造業のエンジニアとして、ものづくりをしてきました」
「もっと世の中が便利になるような、オリジナル商品を将来的に作りたいと思っています」
「そして現在は、商品企画に異動して、設計担当しています」

と、過去・未来・現在の順で、自分が今まで何をしてきて、将来どうなりたいのか、そしてそのために今、何をやっているのかを伝えます。これが自己紹介のポイントです。

そうやって初対面の人との共通点をできるだけ増やすように意識します。

そうすると信頼が生まれたりだとか、理解し合えたりだとか。そうやってコミュニケーション能力が身についていきます。

知り合いとのコミュニケーション

既に知り合いの友人や仲間、職場の同僚やお客さんだったら、ある程度共通点を知っているので、そこから共通点をどこまで深められるのか、が重要です。

・価値観
・目指す理想のゴール
・目標

など、自分と相手に共通点があればそれを深めるようにします。

既に知り合いの人とのコミュニケーションの場合は、『話す、聞く』ではなくて『伝える、聞く』がポイントです。

コミュニケーションは相手に何が伝わっているのかが大事なので、この「伝える」が本当に大事です。

『話す』が一方的なのに対して、『伝える』は

・相手にちゃんと伝えたか
・相手はちゃんと受け取ったか
・相手にちゃんと伝わったのか

までをしっかりと注目するのが大事です。

コミュニケーションの大きな壁の一つに『つもり』があります。人はよく、

・自分自身は伝えたつもりになって、相手は聞いてくれたと勝手に判断してしまう
・相手は知っているはず、わかっているはず、と勝手に判断してしまう

ということをしてしまいがちです。

『つもり』はコミュニケーションを阻む大きな誤解の壁で、コミュニケーションを狂わすものです。なので、いかに『つもり』をなくすかが大事です。

伝えるだけではなく、ちゃんと相手に伝わったのか、理解しているのか、相手の言葉でしっかりと聞くことが大事です。

「あの時の話、ちゃんと伝わったか確認したいから、もう一度確認させてもらってもいい?」

たとえ時期がすぎてしまったとしても、もう一度会って、実際に聞いてみるのが大事です。わかっているだろうと思っていても、お互いに間違った解釈をしている場合が多くあります。

もしお互いの認識がズレたままだと、上手く話がかみ合わないことも出てきます。

なので、実際に話してみて、どう思って、どう感じていて、どんな印象なのかを知ることが大事です。

コミュニケーションの三つのステップ

コミュニケーションには、以下の三つのステップがあります。

1)情報の共有(share)
2)感覚の共感(feel)
3)魂の共鳴(vibration)

この3つのステップを経ることで深いコミュニケーションがとれるようになっていき、より相手と親密な関係を築くことが出来るようになっていきます。

ステップ1:情報の共有

業務内容など、仕事を進める上で必要十分な情報を共有します。これを情報の共有と呼びます。

ステップ2:感覚の共感

情報の共有をした上で、自分が何を思い、何を感じ、何を考えているのかも一緒に伝えるようにします。

それが感覚の共感であり、将来どのようにやっていきたいのか、もしくは自分が何を大事にして将来どんな風にやっていきたいのかを明確にし、お互いにもつ感覚を共有し合うのが、感覚の共感です。

「そうそうそう!そうだよね!めっちゃわかる!」

というようにお互いに意識を共有しあえる感覚。これが共感です。

ステップ3:魂の共鳴

そして将来、自分が何をどのようにやっていきたいのか。

何を大事にして、譲れないものは何なのか、人間関係や生き方、仕事観や大事にしたいコア、揺るがない軸があると、同じような価値観、基準を持つ人同士は一気に団結します。

そうして共感の先の共鳴という段階にいきます。お互い共鳴し合い、お互いにいい相乗効果を生み出します。

共感は、共に感じて意気投合することです。共鳴はそこからさらに一緒に何かをやっていくという行動が伴います。

なのでまずは情報共有から始めて基礎知識、事前情報を共有し伝えましょう。

その上で何を感じ、何を考えるのか、自分にとって大事なものを伝え、共感して、それを踏まえた上で、

「自分はこんな信念、ポリシーで仕事をしているんだ」
「こんな理想を持って仕事をしているんだ」

と伝えて共鳴してもらう。

「じゃあ一緒にやっていこうね、一緒に向かおうね」というのがコミュニケーションの3つのステップです。

多くの人は、コミュニケーションだけで、お互い信頼関係を築いたりだとか、チームをうまくいかせようとしたりします。

実はコミュニケーション以外でも、お互いに共有や共感、共鳴することは可能です。

体験の共有・共感・共鳴

実はコミュニケーション能力を鍛える、最短の方法が共通の体験をすることです。

話すだけで終わりではなく、実際に仕事をしてみるとか、実際にどこかに行ってみるとか、一緒にごはんを食べるとかも大事です。

一緒にいながら共通の体験をすることにより、言葉ではなく、体験の共有や共感、共鳴が起きるようになってきます。

初対面の人だったら共通点を増やすこと、既に知り合いの人なら、今の共通点をより深める部分を探すことが重要とお伝えしました。

その上で共通点をもっと深めるために、共通のチャレンジする体験を探す、一緒にプロジェクトを行い、一緒に働くことや、何か美味しいものを一緒に味わうなどをしてみてください。

コミュニケーション能力を鍛える本

コミュニケーション能力を鍛える本として有名なのはデール・カーネギーの『人を動かす』です。

ビジネスや仕事の場面においては、単に仲良くなって心を通わせるだけではなく、例えばプロジェクトなど、目的に向かって一緒に進める必要があります。

『人の心が動く』ためには、この書籍に加えていくつかのポイントがあります。その内容については、以下の記事で書きました。

なので、もっとコミュニケーション能力を鍛えたい場合は、次の記事と本を読んでみてください。

デール・カーネギー 『人を動かす』を読むならこちらをクリックください。

コミュニケーション能力の究極形

初対面の人には共通点という数を増やし続けること、すでに知り合いの人には共通点を深め続けることが大事です。

共通点を増やし、深め続けることで、究極形に近づいていきます。

コミュニケーションの究極形とは、コミュニケーションが無くともつながり合い、わかりあい、理解し合うことです。

『阿吽の呼吸』や『以心伝心』と言ったりもします。

「あれあれ、そうそうあのときさ〜」
「あれだよね」って言ったり 「あれ」とか「これ」「それ」でコミュニケーションが成り立つのです。

コミュニケーションが取れるようになってきて、共有・共感・共鳴できるようになってくると言葉数が減ってきます。

「あれ」とか「それ」だけで、お互いに何を思い、何を感じて、どうして欲しいのか、何をして欲しいのか、が伝わってくるようになります

そんなコミュニケーションの究極形に近づけるように、共通点を増やすこと、深めることを続けてもらえたら思います。

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小田真嘉(おだ まさよし)

監修・小田真嘉(おだまさよし)

経営コンサルタント。これまで1,000社以上の経営者と、1万人以上の現場スタッフ、マネージャー、リーダーたちとの深い対話から、働き方と生き方には4段階のステージがあることを解明し「進化の4段階説」を体系化。現在は、上場企業、リーディングカンパニー、老舗企業、個性的な小さな会社、業界のリーダー的経営者、第一線で活躍するプロフェッショナル、作家、講師、コンサルタント、コミュニティ主催者などの「リーダーの相談役」として活動。

牛窪俊浩(うしくぼとしひろ)

著者・牛窪俊浩(うしくぼとしひろ)

自身の経験をベースとした、月間30万PVのブログを運営。累計2000人以上の相談に乗るも、本質的にクライアントを本当の幸せに導けているのかという疑問が拭い去れず、心に迷いが生じ始める。そんな時に、小田さんが講師をされているNEXT DIMENSIONという講座に出会い、古神道をベースとした、日本神話、仕事の原理原則、ステージ理論など仕事における帝王学を学ぶ。その後、真髄を自身のビジネスに生かした結果、自分自身もさらに良くなり、今では、多くの人の相談に乗りながらも、小田さんの講座THE SHIFTのナビゲーターや、NEXT DIMENSIONの運営を任されるようになる。