経営者・起業家・リーダーのための仕事の秘訣
経営者・起業家・リーダーのための仕事の秘訣

2018.11.15 更新|2018.11.15 公開| 仕事・ビジネス

仕事運UPの神社(関東・関西)と願いを叶える参拝法の秘密と秘訣

仕事運神社

牛窪俊浩です。

偉業を成し遂げるような経営者は仕事運に敏感だったり、神社への信仰心が篤かったりします。

京セラ名誉会長の稲盛和夫さん、パナソニック創業者の松下幸之助さん、出光興産創業者の出光佐三さんをはじめとして、多くの経営者が足しげく神社に通っていたのには、理由があります。

この記事は、1000社以上にコンサルティングをしている小田真嘉さんに教わった、神社で仕事運をアップさせる方法をお伝えします。

仕事運とは、単なる棚ボタやラッキーでお金が入ったり、チャンスが勝手に舞い込んで来るものと一般的には認識されています。しかし、必ずしもそうとは限りません。

仕事運の「運」とは、タイミングのことです。仕事におけるタイミングに気づき、そのチャンスを生かせるのが仕事運のある人です。

さらに、仕事運がアップする神社参拝の方法は、実はある特別な秘密と秘訣があり、多くの人に知られていません。この記事では、仕事運をアップさせるために

① どんな神社に行ったらいいのか
② どのように神様にお願いしたらいいのか

を具体的にお伝えします。そして、実際に神社参拝を通して、会社を立て直した実例もご紹介します。

もし、あなたが重要なプロジェクトをしていて、仕事運をアップさせたいと思うなら、ぜひこの先をお読みください。

仕事運アップの神社

仕事運がアップする神社に関して「仕事運ならここの神社がいい」とかそう言ったものはありません。

神社は全てが仕事に関係しているので、どこの神社に行っても仕事運をアップすることができます。

ただ、強いていうなら、その都道府県、地域のトップのリーダーのような神社(=一宮神社)に行くのがオススメです。

自分の住む地域でもっとも近い一宮神社を産土(うぶすな)神社と言います。

ここでは需要の多かった関東・関西・東海の一宮神社一覧をお伝えします。また、どのように参拝したら願いが叶うのかを後ほどお伝えします。

関西地方の一宮神社一覧

関西地方の一宮神社一覧は以下の通りです。

大阪府
・枚岡神社 大阪府東大阪市出雲井町7-16 公式サイト

・大鳥神社 大阪府堺市西区鳳北町1-1-2 公式サイト

・住吉大社 大阪市住吉区住吉2-9-89 公式サイト

京都府
・賀茂別雷神社(上賀茂神社) 京都府京都市北区上賀茂本山339 公式サイト

・賀茂御祖神社(下鴨神社) 京都府京都市左京区下鴨泉川町59 公式サイト

・出雲大神宮 京都府亀岡市千歳町千歳出雲 公式サイト
 
・籠神社 京都府宮津市大垣430 公式サイト

兵庫県
・出石神社 兵庫県豊岡市出石町宮内99 公式サイト

・伊和神社 兵庫県宍粟市一宮町須行名407 公式サイト

・伊弉諾神宮 兵庫県淡路市多賀740 公式サイト

奈良県
・大神神社 奈良県桜井市三輪1422 公式サイト

滋賀県
・建部大社 滋賀県大津市神領1-16-1 公式サイト

和歌山県
・日前神宮・国懸神宮 和歌山県和歌山市秋月365 公式サイト

関東地方の一宮神社一覧

関東地方の一宮神社一覧は以下の通りです。

東京都
・小野神社 東京都多摩市一ノ宮1-18-8 公式サイト

神奈川県
・寒川神社 神奈川県高座郡寒川町宮山3916 公式サイト

千葉県
・安房神社 千葉県館山市大神宮589 公式サイト

・玉前神社 千葉県長生郡一宮町一宮3048 公式サイト

・香取神宮 千葉県香取市香取1697-1 公式サイト

茨城県
・鹿島神宮 茨城県鹿嶋市宮中2306-1 公式サイト

群馬県
・一之宮貫前神社 群馬県富岡市一ノ宮1535 公式サイト

栃木県
・宇都宮二荒山神社 栃木県宇都宮市馬場通り1-1-1 公式サイト

・日光二荒山神社 栃木県日光市山内2307 公式サイト

東海地方の一宮神社一覧

東海地方の一宮神社一覧は以下の通りです。

三重県
・敢国神社 三重県伊賀市一之宮877 公式サイト

・椿大神社 三重県鈴鹿市山本町1871 公式サイト

・都波岐奈加等神社 三重県鈴鹿市一ノ宮町1181 公式サイト

・伊雑宮 三重県志摩市磯部町上之郷 公式サイト

・伊射波神社 三重県鳥羽市安楽島町1020 公式サイト

愛知県
・真清田神社 愛知県一宮市真清田1-2-1 公式サイト

・砥鹿神社 愛知県豊川市一宮町西垣内2 公式サイト

静岡県
・小国神社 静岡県周智郡森町一宮3956-1 公式サイト

・富士山本宮浅間神社 静岡県富士宮市宮町1-1 公式サイト

・三嶋大社 静岡県三島市大宮町2-1-5 公式サイト

・事任八幡宮 静岡県掛川市八坂642 公式サイト

岐阜県
・南宮大社 岐阜県不破郡垂井町宮代峯1734-1 公式サイト

・飛騨一宮水無神社 岐阜県高山市一之宮町石原5323 公式サイト

神社に参拝することによって、仕事運がアップし、普段の仕事を通じての学び、気づき、ひらめきが得やすくなります。

ここで、どうして神社参拝すると仕事運がアップするのかをお伝えします。

なぜ神社参拝で仕事運がアップするのか

神社に行ってどうして仕事運がアップするのかというと、足しげく通うことで、普段の仕事を通じての学びや気づき、ひらめきがどんどん増えてくるからです。

神社に行くほどに周りからの他力が働くようになります。例えば、周りが求める助けや応援、役割や舞台といった、自分が周りに貢献できるチャンスが巡ってきます。

事業を行うために必要な経営資源とは、『ヒト・モノ・カネ』と言われますが、今回はさらに『情報』を足して考えます。

神社参拝に行けば行くほど、いい人と巡り会いやすいし、必要なモノは手に入りやすいし、もちろん必要なお金も入ってきやすく、情報も入ってきやすいのです。

つまり、神社参拝をすることで、仕事の流れがスムーズになり、次に進めるようなチャンスが巡ってくるようになります。

それでは仕事の流れがスムーズになる、仕事運とは具体的に何なのか、仕事運がある人と、ない人との違いは何なのかをお伝えします。

仕事運がある人、ない人の違い

仕事運とは、ラッキーが勝手に起こるものでは、もちろんありません。

今の仕事の現状を打破して、イノベーションを起こすアイディアを閃いたり、いい人と出会ったときに、大切なご縁がつながるようアクションしたり、相手の気持ちを察してチャンスを生かしたりできるのが仕事運のある人です。

これから仕事運の種類についてお伝えします。

仕事運の種類

お金

仕事運は、臨時収入などで、お金が急に入ってくることだと想像する人が多いです。

ここでいう仕事運のお金、すなわち『仕事上での金運』とは、ビジネスとして、ちゃんとお金が回り、循環することです。

まずはお客様に価値を提供し、お客様の生活がよくなり喜ばれることをします。そうして得たお金を使って、さらにお客様のお役立ちを考えるのが、仕事運のある人です。

でも、場合によっては事業を回すための、お金が足りない場合も出てきます。そうした時に

「絶妙なタイミングでお金が入ってきて、足りない資金をまかなえる」

など、やろうとしていること、必要としていることに適切にお金が入り、恵まれるのが仕事運のある人です。

アイディアの閃き

仕事をしていて

「あ、この業務に取り組むとき、こんな風に変えたらもっとよくなるかも」

と、現状を打破・ブレイクスルーしてイノベーションを起こす、そんなビジネス的なアイディアが閃き、インスピレーションを仕事運のある人は得ることができます。

コミュニケーション力、表現力

また、いい商品やいいサービスを作り上げるために、コミュニケーションや会話をすることは必須です。

そのために社内や社外、お客様に対して意思の疎通や気持ちを伝える表現力が必要だし、さらには相手が言葉にしなくても、相手の思いや感情、抱えているものを感じ取れる、非言語コミュニケーションも必要です。

仕事運がある人は、いい人に巡り合って、いい関係に築けて、自分が伝えたいことを相手が理解できるように表現し、さらには言語化されていない部分を察することができます。

能力の開化

仕事運がある人は、能力が開花していきます。

「あの人って、わかりやすく伝える才能があるよね」
「あの人は、周りへの配慮が得意だよね、本当に秀でているよね」
「あの会社は素晴らしい技術をもつ人がたくさんいるね」

など、秀でた能力や特技などが開花していくのも仕事運があるから可能となります。

舞台・役割・チャンス

自分の活躍の舞台や役割に恵まれて、周りに喜んでもらえるような仕事をして、どんどん貢献していくのが仕事運のある人です。

出会い

お客様や社内、社外など対外的な人間関係も含めて、いい人と出会えるのは仕事運があるからです。

仕事は一人で完結するよりも、引っ張り上げてくれる人、後ろから支えてくれる人、一緒になって取り組んでくれる人など、他力を借りることで仕事はもっと進みます。

お客様やビジネスパートナー、新入社員や中途採用など、いい人と出会うだけではなく、その人と深い関係性を築いていけるのが、仕事運のある人です。

そして仕事運は、切りひらく運と恵まれる運の二つに分けることができます。

切りひらく運とは、今まで

・できなかったことが、できるようになっていく
・分からなかったことが、分かるようになっていく
・見えなかったことが、見えるようになっていく
・聞こえなかったことが、聞こえるようになっていく

という、以前よりも仕事ができるようになっていくことです。

どんな状況であれ、困難な状況が続いたとしても、道をこじ開けて切りひらこうと突き進んで行くことにより、アイディアが閃いたり、能力が開花していきます。

そして、その切りひらく勢いで周りを巻き込み、突き進もうとする中でお金や役割、出会いに恵まれていきます。

そしてこれらのご利益は、神社に参拝することで受け取ることができます。

ただし、参拝するとしても

・どんな気持ちで
・どんな願いで
・どんな祈り方を

するかによって、仕事運が上がるのか、それともあまり変わらないのか違って来ます。

そこで神社で仕事運を上げるための3つの秘訣をお伝えします。

仕事運がUPする神社参拝の3つの秘訣

熱さ・熱量

仕事運がアップする秘訣の一つ目は、熱量、熱さです。

例えば新入社員や中途採用の人が入ってきたときに、その人が仕事のやる気のない人だったとします。

「まー適当に、生活ができるくらいで、楽にできたらそれでいいです」

という、本人のやる気や熱量、熱さやモチベーションが低い人なら、助けてあげようとは誰も思わないはずです。逆に

「この会社で貢献したいんです」
「会社の商品やサービスを広めて世の中をよくしたいんです」
「だからもっと教えてください!」

という熱さがあったら、それなら、もっと教えてあげようか、と思うし、

「何か一つでも日々成長して行きたいです」
「どんな小さなことでも、改善点を教えてください」
「どんな厳しいことでも言ってください」

という方が周りは教えたくなります。それは神様も一緒です。

単に漠然と「仕事運のアップをお願いします」よりはとにかく具体的に伝えるようにします。例えば何か問題があって参拝にいく場合は、

「神様、私は◯◯県△△市◯◯町に住む、◯◯ △△と申します」
「本日は仕事運アップの祈願に参りました」
「特に今、お力をお借りしたいのは、プロジェクトの予定遅れについてです」

「私は◯◯という仕事をしていて、◯◯という商品、サービスを提供しています」
「お客様には◯◯という要望をもらっています」
「しかし予定の◯◯から△△とずれてしまっていて、今のままではスケジュールに遅れが生じます」
「それでお客様に迷惑がかかります。そこで何とかしなくては、と連日動き回っています」

「今の状況を打開するアイディアをください」
「このプロジェクトを広めて世の中に貢献したいので、どうか力を貸してください」

と、いうように普段会社で上司にお願いしているように具体的に提案します。会社と神社での依頼の仕方は似ています。

叶えたいことや相談事をとにかく具体的に、そして何より情熱的に伝えます。そうやって半年、1年、2年、3年と参拝を続けたら、その熱意が伝わって、仕事運が上がって行きます。

なので、熱意・熱量を持って神社参拝するのはとても大事です。

ただ、熱意や継続して続けるだけで、仕事運が上がって全てうまくいくかというと、必ずしもそうではありません。神社においても、仕事と同じく報・連・相が大事です。

報・連・相

報・連・相とは報告・連絡・相談をすることです。昔から偉業をなしとげて大活躍した政治家や経営者は神社に対して毎月、月参りをしていました。

偉業を成し遂げた人たちが、どんな気持ちで神社に行ったのかというと、まるで上司に報・連・相するかのように、神社に語りかけていたのです。

「神様、私は現在、◯◯をやっています。売り上げは月商2億円です」
「◯◯というプロジェクトをしていて、関係者の様子は◯◯です」
「今の中心のリーダーは◯◯さんです」
「お客様への◯◯というお役立ちを進めています」

「今、一つ悩んでいて解決できていないことがあります」
「それはこれから売り出す商品の名前がまだ決まっていないのです」
「どうかこの名前のヒントをいただけたらと思います」

と、具体的な現状の報告や課題、悩みや必要なこと、力を借りたいことなどをお願いし、報・連・相をします。

そして翌月に参拝した時には、

「先月、申しました通り、◯◯をやっています」
「その後◯◯という状況の中で新たなお客様と出会いました」
「そこでお客様と話していた時に商品名を思いついたんです」
「本当にありがとうございました」

もしくはまだアイディアを閃いていないなら

「引き続き継続してお願いします」

先月参拝した時から1ヶ月で何をしてどう変わったのか、どんな課題が生まれたのかというのを具体的に報告するのが大事です。

神様に問いかけながら自分の意識の深いところに問いかけることで、課題や問題に気づきながら改善策が見えてきます。

何度もなんども報・連・相して、計画して(Plan)、実行して(Do)、チェックして(Check)、修正して(Act)、再度計画する(Plan)という風に神社でPDCAを回すイメージです。

そうして

・アイディアが閃くようになったり
・表現力も豊かになったり
・能力が開花したり
・必要な流れをキャッチしたり

と、仕事運がどんどんアップしていきます。そして最後は全托が必要です。

全托

仕事運がアップする秘訣の3つ目は「全托」です。自分がやろうとしていることの、全てが必ずしも正しいわけではありません。

その時、その場所において、流れを感じようとした時に、求められていることや優先順位は常に変わり続けます。したがって、報・連・相によって実行内容を明確にしても、そこにこだわらないのが大事です。

そこで全托というか、

「私はこういうことをやります」
「でも、この結果は全て神社の神様にお任せします」
「何かあったらその通りに軌道修正します。結果はお任せします」

と流れに身を委ねます。

やるべきことをやって、あとは全托して流れに身を任せると流れに乗りやすくなります。そうして自分も運んでもらいやすくなるのです。

神社参拝で仕事運がアップした実例

ここからは実際に神社参拝を通して、会社を立て直した実例とともに、仕事運を上げる秘訣をお伝えします。

いずれ二代目の社長をする予定で、現在は役員をしている建設業の方の話です。

その方のお父さんが創業者で、当初は公共事業を担当していました。そして会社は売り上げがよくて、たくさんの社員を抱えていました。

しかし、ある時から公共事業が縮小していき、売り上げが減っていきました。

それとともに人が辞め、育たず、新しい人も入ってこないという状況になりました。創業者のお父さんも仕事のやる気がなくなって、いよいよ、という所で役員の息子さんが引き継ぐ流れになっていきました。

息子さんは、この会社をなんとか立て直したい、と全てを投げ打って、経営に深く関わるようになりました。そして最後の最後のひと押しに、と神社へ毎月1日に(ついたち参り)行くようになったのです。

神社参拝にいく度に、役員の息子さんは仕事運が上がる導きが次々に起こり始めました。

神社参拝をする前は、

「父親が作ってきたものなのに、どうしてこんなにも理不尽なんだろう」

と、どこか言い訳をして、他人のせいにしていました。

しかし、神社参拝して、世のため、人のために祈り続けた結果、自分の仕事にかける思いがいかに薄いのかがわかってきました。

「自分は何をしたいんだろうか」
「この仕事で世の中に、どんな貢献をしたいんだろうか」
「何を成し遂げようとしているのか」

と、それはまるで神様から

「お前は一体何をしたいんだ?」

と問われている様に感じたのです。

そこで何から始めようかと考えた時に、第一優先でこれだ、と判断したのが会社の負債を減らすことでした。

また、仕事が減っていく中、新しい仕事を増やすことも考え、毎月毎月、神社に通って報・連・相するようにしました。

「仕事がどんどん減り続けています」
「わずかに来ている仕事はありますが、職人さんが足りずにできません」
「これ以上、職人さんに無理を強いると仕事の質が下がってしまいます」
「仕上がりも、時間かかり、お客様に迷惑がかかってしまいます」
「余計仕事が減っていくという悪循環です」

「どうか、この悪い流れを止めて、よくなっていくようなヒントをください」

そうやって毎月神社参拝で報・連・相を続けました。

その結果、新しい仕事を取ってくるのではなく、今ある仕事、今できることからやっていこう、と思うようになりました。

そこで自分に足りていない部分に気づき、閃いていきました。

「あ、今は水道関係、下水関係の仕事の紹介が増えてきているな」
「もっと重点的に水道、下水関係に力を入れよう」

これまでは問題が起きた時には、職人さんや協力会社のせいにしていた所を 

「自分たちに原因があるな」
「自分たちが改善できるものはないかな」
「品質をよくして信頼性、耐久性をアップさせよう」
「完成して使い始めた後も、定期点検を入れよう」
「問題が起きたらいち早く対応できるように準備しておこう」

と、考えるようになりました。それからだんだんと信用ができていきました。

そのうちに今あるお客さんから紹介があって、その紹介がつながりにつながり、紹介の紹介で出会いが続いて行きました。

そうして翌年に思いもよらないことが起きたのです。

県が大々的に新しい事業を開始しようと募集をかけました。その時、多くの会社がエントリーをしました。そこで、タイミングよく色々なことが重なり、自分の会社が行うことに決まったのです。

職人さんが増えたり、一度辞めた人たちが出戻りしたりと、どんどん人が増えて、仕事が回るようになりました。

さらに、職人さんたちに

「僕たちはこういう思いで仕事をしたいんだ」
「使う人に喜んでもらえる工事をしたい」

と、ひたすら職人さんたちを口説いて口説いて、理解してもらえる様に働きかけました。そうして、トコトンその仕事に、打ち込んでもらえるようになったのです。

この事業はスピードを求める仕事ではありませんでした。しかし、せっかくやるなら『質も、スピードも』と、効率的に改善を続けたら流れが一気に変わったのです。

その工事を見ていた別の会社さんや、別の取引先が

「やっぱりあなた方にお願いしたい」

と、色々な会社が仕事を依頼してくれる様になりました。これがきっかけで仕事が増えて行ったのです。

それまで10数億という莫大な借金があったのに、なんと3年で全て返しました。

最初はこの役員の方は頼りない2代目と言われていたのが、お父さんに認められるようになりました。また同じ会社の社員や職人さんたちからも絶大な信頼を得て、本当にいい会社に生まれ変わったのです。

その後、この会社の利益は順調に伸びていきました。十数年来の黒字になって、人も増え、いつでも社長を引き継げる様になリました。

立て直しができた理由は、自分が一人でなんとかして新しい仕事を取ってくるのでなく、多くの人の助けによって、仕事の紹介がつながり、タイミングにも乗ることができたからです。

そして、この様に立て直しのキッカケとなったのが神社参拝でした。

神社参拝で仕事運は上がる

そもそも仕事運とは、棚ぼたのラッキーでお金が入ったり、チャンスが勝手に舞い込んでくる、というものではありません。

仕事運とは、アイディアが閃いたり、チャンスをモノにする流れを読む運気のことです。

「自分は、業界をよくするために、この商品を広めたいです」
「そして今の課題は◯◯で、そのために◯◯をしています」
「課題を解決するためのアイディアを授けてください」

と、熱心に報・連・相を神社にすることで、思いもよらないアイディアが出てきたり、いい出会いに恵まれたりします。

アイディアや進むべき道のヒントは、どこからやってくるのかわかりません。

テレビで言われていたり、たまたま立ち寄った本屋の表紙に書いてあったり、本当に思いがけないタイミングで、メッセージがやってきます。

神社参拝は自分自身のアンテナの感度を高めるものです。アンテナの感度が高まることによって、アイディアが閃いたり、チャンスをものにする流れが読めるようになってきます。

なので普段から必要な情報をキャッチするために、神社参拝を続けてみてください。

小田真嘉(おだ まさよし)

監修・小田真嘉(おだまさよし)

経営者とリーダーの相談役(歴18年目)。創業450年の老舗企業から革新的ベンチャーまで4000社以上をコンサル。人生のどん底を何度も経験し、あらゆる成功の闇に直面したことから、生きる意味と働く目的を探究。1万人との対話と師の教えから仕事・会社・家庭の「成長4段階説(4つのステージ)」を体系化。複数の企業顧問も務めながら、仕事と人生のステージを上げるための経営コンサルティングとビジネス講座を行う。働き方と生き方の次元を一気にあげる会員制ビジネスコミュニティ「NEXT DIMENSION」を主催。